2月11日は、「建国記念の日」

 

私もそうですが、歴史教科書で日本の建国について学んだ記憶がありません。

なので、以前は、なんの関心も無くぼーっとしてただの祝日と思って過ごして来た日々

でした。

今の若者も、いや、大人でさえもこの建国の意味が分からずにただの祝日として

過ごしている人も多いのではないでしょうかはてなマーク

私自身日本人として何も知らなかった日々が非常に情けなく恥ずかしく思います。

 

【なぜ?】日本に「建国記念日」が存在しない本当の理由。なぜ「建国記念日」に“の”が入るのか?

 

いろいろ記事を探したのですが、やっぱりねずさん(小名木善行先生)の記事が一番分かりやすかったので引用させていただきました。

 

※注 ねずさんの過去記事から引用していますので、令和4年の

今年は、皇紀2682年です。

『ねずさんのひとりごと』 「建国記念日のお話」

2014年02月11日 
2月11日は紀元節、日本の初代天皇である神武天皇が即位され、わたしたちの国が建国された日です。
今年は、皇紀2674年になります。


わたしたちの国のはじまりの日です。
ちなみに、すこし脱線しますが、最近、わたしたちの国について、これを「この国」と表現しているものがたいへんよく目に付きます。

おそらくこれは司馬遼太郎が月刊文芸春秋に連載した「この国のかたち」から広まった言葉だと思うのですが、「この国」とは、いかにも国を客体化したような言い方ですが、ここは「わたしたちの国」です。
わたしたちと血のつながったわたしたちの父祖が、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら世界でもっとも古くから築き上げて来た、ここは「わたしたちの国」です。

ですから私は、「この国」という言い方が、あまり好きではありません。
わたしたちの国は、「わたしたちの国」というべきであろうと思います。

そのことはともかく、世界中どこの国でもその国の建国の記念日を国民の祝日にしていない国はありません。
建国の日を国民的祝日として「祝わない」国は、それこそ世界中どこにもありません。

「祝日」というのは、お祝いの日という言葉の通り、その国の民が、その国の歴史伝統文化を忘れないため、そしてその歴史伝統文化を踏まえて、未来を築く新たな決意のために定められるものです。
ただ、会社がお休みになって、楽ができる日ではない。
なかでも建国の日は、それぞれの国のアイデンティティ構築上で、とても大切にされる日です。

たとえばアメリカなら7月4日が、Independence Day です。独立記念日です。
ですからこの日は「特別な日」です。
「7月4日に生まれて」とか、「インディペンデンスデイ」という映画もありましたが、Independence Day は米国人にとっては、Fourth of July で、特別な日です。

米国の独立は1776年ですが、この日以来、米国では毎年欠かさずワシントンの記念塔付近で盛大に花火が打上げられます。
これは独立以来237年間、毎年、一度も欠かさずに行われている行事です。

米国の場合、クリスマスやお正月は、多くの商店が休業になります。
ところが独立記念日は、逆に盛大な独立記念セールが行われます。
ですから自動車や宝石、家電など、この日を目指して買い物すると、結構お得な買い物ができたりする。
まさに米国人にとっては、ワクワクする特別な日であり、全米で独立を祝う式典も催されます。
それだけ、重要な日なのです。

アメリカに限ったことではありません。

フランスでは、7月14日が「パリ祭」ですが、これは1789年にパリ市民が政治犯解放を求めてバスチーユ監獄を襲撃した日(フランス革命が始まった日)を祝ったものです。
毎年行われるパリ祭の盛大な催しについては、ニュースなどでご存知の方も多いかと思います。

中華人民共和国は10月1日が「国慶節」です。
これは1949年に毛沢東が天安門で建国宣言をした日です。

北朝鮮は9月9日が「国慶節記念日」で、1948年に朝鮮民主主義人民共和国の建国が宣言された日です。

お隣の韓国に至っては、建国の祝日は、なんと2つもあります。
どちらも祝日です。
ひとつが8月15日の「光復節」です。
彼らにとっては、昭和20年(1945)年の終戦の日が、日本から解放されて「光が回復した日」なのだそうです。

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日本における建国の日は、「日本書紀」に基づきます。
初代の天皇であらせられる神武天皇が即位されたのが「辛酉年春正月庚辰朔」で、これをグレゴリオ暦に換算すると、紀元前660年2月11日になります。

この日、神武天皇が発せられた建国の詔にるお言葉が、

 上則答乾霊授国之徳
 下則弘皇孫養正之心
 然後、兼六合以開都
 掩八紘而為宇、不亦可乎

「上は則(すなわ)ち乾霊(けんれい)の国を授(さず)けたまいし徳(とく)に答え、下は則ち皇孫の正を養うの心を弘め、然(しか)る後、六合(りくごう)を兼(か)ねて以(もっ)て都を開き、八紘(はっこう)を掩(おお)いて宇(いえ)と為(な)さん事、亦(また)可(よ)からずや。」と読み下します。

「乾霊(けんれい)」は、祖先の霊で、この場合、神武天皇の祖先は直系となられる天の神々を意味します。
その神々が国を授けてくださった徳にお答えし、「皇孫の正を養うの心を弘め」とあります。

この「皇孫の正を養うの心」というのが、実はとても大切なところです。
というのは、この「皇孫の正」というのが先般、大国主の国譲りのところでご紹介した「シラス国」を意味するからです。
*参照


すなわち、権力によって頭ごなしに支配し人々を隷属させるのではなく、みんなが情報を共有し、互いに助け合って生きる国を意味します。

そして「六合(りくごう)」というのは、東西南北の六つの方角に上下を合わせた6つの方角で、これは天下を意味します。
ですから「六合を兼ねて以て都を開き」というのは、世界全体、天下万民のために都を開く、といういう意味になります。

さらに「八紘」は、「天地を結ぶ8本の綱」です。四方八方です。
その四方八方を掩(おお)って、「宇(いえ)と為そう」
というわけです。

つまり神武天皇は、「国土開闢(かいびゃく)以来の神々のご意思であられるシラス国を築くため、ここに都をひらき、世界全体がひとつ屋根の下に暮らす家族として仲良く暮らすなら、それはなんと楽しくうれしいことであろうか」と仰せられました。
これが、わたしたちの国の建国の詔(みことのり)で、これがわたしたちの国の「建国の理念」となったのです。

英語では、八紘一宇は、Universal brotherhood(世界同胞(兄弟)主義)と訳されます。
戦前のわたしたちの国の外交文書では公式に、この用語が用いられていました。
それこそが、わたしたちの国の理想であり、理念であり、基本姿勢そのものであるからです。
そして戦前は、この2月11日が「紀元節」と定められて、国民が建国の理念を再確認する日でもありました。

その「紀元節」が、いまは「建国記念の日」として国民の祝日となっています。
ところが、実は、この日は、いまも、他の祝日のような「祝日法」に定められた国民の祝日ではないのです。

実は、昭和23年(1948)に、国民の祝日に関する法律の附則2項で、紀元節は国民の祝日から除外させられました。
当時の日本は、GHQによる占領統治下にありましたから、これはGHQの意向です。


そして翌年の昭和24(1949)年から、昭和41(1966)年に復活するまでの18年間、2月11日は、国民の祝日から除外されたままとなりました。
そしていまでも「国民の祝日に関する法律」では、他の祝日が、それぞれ日にちを特定されているのに対し、建国記念日だけは、別に「政令で定める日」とされたままとなっています。

昭和23年に廃止された紀元節については、昭和27年のサンフランシスコ講話条約締結後、日本国内では、昭和32年から都合9回にもわたって、復活を望む議員立法法案が提出されました。
戦前の教育を受けた保守系の議員さんたちが、当時、本当によく頑張ってくださったのですが、ところが当時は、俗に55年体制と呼ばれる自民党と社会党の二強対立の時代です。

そして社会党は当時、この運動に対して、「建国記念日を復活させることは、保守系議員の反動的行為である」と激しく対立しました。
ようやく、この日が国民の祝日として復活したのは、昭和41年(1966)になってからのことで、当時の佐藤栄作内閣によって設けられた「建国記念日審議会」によって、ようやく祝日としての復活を遂げたのです。

ただし、戦前にあった「紀元節」の用語は廃止。

そして、建国記念日は、「建国記念『の』日」と、名称に「の」を入れて、国民の祝日法とは別途に日にちが制定されることになりました。

これはいまでもそうで、ですから「建国記念日」という言い方は正しくなく、あくまでも正しい呼び方は「建国記念の日」です。
なぜ、「建国記念日」ではなくて、「建国記念『の』日」なのとかというと、これはあくまでも「日本が建国されたという事象そのものを記念だけの日」であって、「建国の理念や趣旨などを国民の祝日とする理由として含まない」ためなのだそうです。

ずいぶんとウルサイ話ですが、戦後左翼というのは、日本人が日本人としての誇りを自身を持つことを一切拒否し、日本という国の建国にあたっての、世界中、誰の目にも素晴らしいとしかいえない理想や理念さえも、敵対し、対立し、闘争し、破壊する対象であったわけです。

こうして、いまでも、建国記念日は、国民の祝日に関する法律に日付が特定されず、また正式名称を「建国記念の日」と書かれ、そして明らかに国民の祝日でありながら、左前のカレンダーや、ネット上のカレンダーなどでは、国民の祝日として祭日としての表記がされなかったりしています。

そして多くの国民は、学校教育の場でも、また新聞やテレビなどのメディアにおいても、この日が祝日であることの理由を教えられず、何も知らないまま、ただこの日が、会社や学校がお休みとなる楽な日としてしか認識しなくなっています。

私が小学生のときのことです。
私の通った小学校は、市内でも歴史ある小学校とされていた学校だったのですが、寒い冬の2月11日、全校生徒が朝、登校し、全校朝礼で校長先生からなにやらムツカシイ訓話をいただき、帰りに紅白饅頭をいただいて帰宅した記憶があります。

意味はさっぱりわかりませんでしたが、紅白饅頭をもらえたことが、とっても嬉しかったことと、この日の校長先生の訓話のあとで、横に居並ぶ先生方が、ものすごく感動した感じで、手がくだけそうなくらいの激しい拍手をされていたことを、とても印象深く覚えています。

当時は、なぜそんなことになっていたのか、まるで意味がわかりませんでした。
けれど、いまならわかります。
あのとき、校長先生は、紀元節の復活を心の底から喜ばれ、みんなの前で、紀元節の由来と建国記念日の復活を心から寿ぐ訓話をされたに違いありません。
そして、前に居並ぶ先生方も、それをまるで我が事のようにうれしいこととして、受け止めていたのであろうと思います。

大人たちの感動や、その理由(わけ)としてのお話は、子供たちにはとてもむつかしくて、理解できないものでした。
けれど、その大人たちの感動は子供たちの心に残り、時を超え、子供たちがある年代に至ったときに、その意味が怒濤のように押し寄せて、「なるほど、そうだったのか!」と、新たな感動となって、次世代に引き継がれます。

私は、建国記念日が、国民の誰からもお祝いの日として、普通にちゃんと認識される日が一日もはやく来ることを願ってやみません。

ねずさんの解説はほんとうに分かりやすいですね!!

教えていただき有難いです!

ねずさんによると、

日本はシラス国であり、国民は国の宝だという考えであり、日本の「シラス統治」では、豪族などの施政者にとって、領地、領民はすべて天皇の「おおみたから」つまり、天皇からの預かりものという考えであったといいます。

一方、世界の国では、皇帝や国王などの権力者が民衆を支配しており、領地・領民は権力者の私有地・私有民であり「支配と隷属」の上下関係により国が成り立っていたということです。

 

国民を国の奴隷と考えるウシハク統治と国民を宝物と考えるシラス統治。

全く違う考えであることがわかります。

そんな日本だからこそ、大東亜戦争では、究極の自己犠牲を感謝の心で行い、
他国から母と称されるほど愛情深い国です。

それは、日本人一人一人の中に美しい心があるからです。

特攻隊員で特攻された英霊の方々の遺書を見ると、そこには敵国に対する恨み言は一切ありません。

残された父母、妻、妹弟への愛の言葉が綴られています。

ほんとうに愛情深い国、それが日本です。

ですから、他国を侵略の為に戦争を起こしたというのは、真っ赤な嘘です。

中、韓では、余りにも残虐な日本人と言って金を要求していますが、プロパガンダです。

ほんとうに心が醜いと思います。

美しい心の日本人の話は、山ほどあります。

他国から今でも多くの日本人に感謝する声が聞かれます。

それだけ誇り高き先人なのです。

ああ 日本に生まれて本当に良かった。

心からそう思います。

そして、美しかった日本が今悲しい国になろうとしています。

日本の国の今の現状を見たら、多くの先人の方が嘆き悲しまれています。

だからもう自虐はやめて、狂ったわたしたちの国を美しく変えていかなければなりません。

そのためには、日本人一人一人の心が変わらなければなりません。

この歴史的な建国記念日をもって

日本の国に生かされていることへの心からの感謝と

未来の子供達へ希望を残せる大人としてさらに自覚する1日として

新たに出発したいと思います。

 

 

 

 

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助け合い主義では、

この「ウシハク」と「シラス」のことを

「我欲」と「愛情」というかたちで詳しく解説しています。

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