キミはこう言ったんだ。


「今のクスリで飛鳥の人生は終わったんだよ。
これからは俺の為に生きていかなきゃいけない。」

その時思ったんだ。

この人なら信じられる。

ついていっていいんだ、って。


小さい頃両親は怖かった。
常に怒られないように怯えてた。

キミは私の中のひだまりだったんだ。
キミはすぐに言ったね。

「クスリ出して」って。

嫌われたと思った。

やっぱりこんな事するやつなんだって思われた、と。


でもキミの反応は全然違ったんだ。

今生きてるのはこの時のキミのおかげなんだよ。


私はクスリを飲んだ。

理由なんて覚えてない。

もしかしたら無かったかもしれない。

飲んでから少し後悔した。


でも何も起こらなかった。

5分…

10分…



トイレに行くって言って中々帰ってこない私を心配してキミは迎えに来てくれたよね。


そして私の異常な雰囲気にすぐ気付いた。