標題のとおり,FT8のインターフェイスを自作してみた。

 

 普段はIcom IC7100MをFT8で使っている。USBケーブル1本でPCと接続できるので,便利。

 

 今回は,クラブのOM局からちょっと前の高級リグIC746を譲り受けた。アンテナが2系統接続でき,操作性もいい。CWフィルターが付いていないがオーディオピークフィルターが付いているのでCWは何とか運用できる。されど,USBを接続するタイプではないので,FT8を運用するならインターフェイスが必要になる。インターフェイスをネットで漁っていたら,それなりに自作できる記事を発見。それがこれ。YLさんが作って実践している。

 

 

 しくみは,送受信の制御とトランシーバーとPCのオーディオ信号の受け渡しの回路。部品は,ジャンク箱を漁れば,トランジスタや抵抗は見つかる。残りはマルツパーツでコネクターとジャンパー線,アマゾンで低周波トランスとフォトカプラー,そして,USB TO TTLシリアルコンバーターケーブル。これは,3.3Vと5Vの物があるので,必ず5Vの物を購入。オーディオ信号のケーブルは,壊れたPCヘッドセットの線を流用。(貧乏人です。)

 

 オーディオ信号は低周波トランスで直流的に分離して,IC746の背面のアクセサリー端子へ。取説の端子アサインをよく見て,配線。使うのは4の端子。

100円ショップのおかず入れに納めて。

 

 WSJT-Xの設定をして,IC746で受信だけの動作確認。(24MHzで)

違和感なく受信できている。いつものIC7100の方で受信するとこんな感じ。自作品の方が何かノイズっぽい感じ。ちょっと違うけど,影響はないと思いたい・・・。

 

 送信の方がテストできていない。ダミーロードにつないでテストすれば大丈夫かなあ。