沙悟浄のこと 004 ~髑髏の首飾りと三蔵法師との因縁~ | 宇宙屋本舗【イラスト&文章の創作屋】

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おこんばんは。

宇宙屋本舗の犬神まみやです。

 

ではでは本日は

三蔵法師と沙悟浄が出会う話に今回は飛んでいきましょう。

 

前回のお話はこちらから→004

 

 

金蝉子が人間界に落とされて、10回目の輪廻転生体の三蔵法師

 

 

数々の導きで、孫悟空と出会い

 

 

猪八戒もお供に加わり

 

 

四竜神の敖閠の子である玉龍こと白馬とは既に出会っておりました。
(以下原作に習って白馬の事を「小竜(しょうりゅう)」と呼ぶことにします。)

 

彼等の助けを借りながらこの流砂河へたどり着きました。

この流砂河、とにかく巨大。

 

とても人間が渡れるシロモノではありません。

三蔵は前世は金蝉子という天人でしたが

現在はまったくの人間ですから

川の前で立ち往生してしまったわけです。

 

悟空も八戒も雲に乗れるし、小竜は竜に戻れば空を飛べるのですが

三蔵にはその力はありませんからね。

挙句人間は雲には乗れないですし、

小竜は簡単に竜には戻れないので三蔵を乗せて飛ぶ事もできません。

 

この流砂河の妖怪、飢えが酷いらしく、三蔵をさらって行こうとしますが

(しかも三蔵のように清らかな坊さんの肉を食うと

長生きできると言うのが妖怪たちの中での通例になっている世界です)

天界で水を統べる神仙「天蓬元帥(てんぽうげんすい)」だった過去のある

猪八戒が応戦します。

 

そう、猪八戒も元は神仙だったんです。

(八戒の場合は女性問題で失敗して天界追われたんですけどねw)

だから雲に乗れるってワケです。

 

水の魔力は猪八戒の方が上だったのですが

なにせ相手は流砂河を知り尽くした妖怪です。

 

それもやはり過去は神仙なのですから

なかなか決着がつきません。

猪八戒 VS 深沙河伯!!!

二人の戦いを見つめて困り歯噛みしていたのは悟空でした。

悟空は火と金を操る仙人です。

水に潜る事は出来ても水中は不得意なので、長時間の戦闘が水の中では出来ません。

 

深沙河伯が外にでてくれば簡単に片付くのですが

何かと言うとすぐ水に潜ってしまいやっつける事ができないのです。

 

そこで悟空は一計を案じます。

 

それはまた次のお話で!!

本日はこの辺でー!

 

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