『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら』
を観ました。よかったです。そして
最後の福山さんの歌がただただよかった。
『想望』
愛する人との日常はきっととても愛しいもの。
誰もが望むことだけど
なかなか手に入れられないものだとも思う。
好きで一緒になったはずなのに
今は一緒にいることが嫌だし
することなすことが私を苛立たせる。
もう随分前から
私は旦那が嫌いです。
考えてみれば
可哀想な人だとは思う。
こんな私と結婚してましてや婿入りした。
両親は大喜びして私もまんざらでもない新婚生活を送っていたけど長男が生まれてから私は子育てと仕事で手一杯になった。
そんな頃からズレてしまった。
家事も育児も私任せで
休日はパチンコに行く。
仕事の帰りは遅く結局お風呂も私が入れることになった。
帰りが遅いのはパチンコに寄ってたからだし呆れる。
そんな私に力をかしてくれたのが職場の先輩。
好意をもってくれて子供の世話もしてくれた。
私は次第に先輩に惹かれていった。
多分どっぷり甘えさせてくれたから
職場の先輩が友達に・・そして恋人に
先輩が男なら即離婚案件だけど
何せ女性だから・・・そして
そんな甘い時は10年で終わりました。
未練たらたらに執着したのは私のほうで
ストーカーなみにメールや電話での攻撃
仕事も手につかない
自暴自棄にもなりました。
今では
距離のある友達かな？
お誕生日にお花を送りあう
それだけの間柄です。
先輩との別れを感じた頃
A・RA・SHIにのめり込んでいきました。
笑える
夢中になれる
それが嬉しくて楽しかった。
ファンクラブに入った頃
私の情緒不安定を知ってか知らずか
保護猫を飼わないか？と誘ってくる職場の方から写真を見せられて一目惚れしたのが茶トラの琥珀です。
嵐と琥珀の存在
そしてサポートしてくれる息子たちの存在が
自暴自棄の私を救ってくれたと思います。
でも・・
嵐は休止
琥珀は虹の橋へと旅立って
今振り返っても
いろいろあったなー。
いろーんなことがあったなー。
旦那は嫌いだし
孫も全然会いに来ないし
友達は食事に行こうねなんて言ってたけど誰も誘って来ないし
まぁー出たくはないけど
寂しい毎日を過ごしている私にとって
福山さんの想望は
胸にしみました。
今度生まれて来れたなら
愛する人とごはんを食べて寝て朝を迎える。
何でもない生きるという日常を
愛する人と生きられるなら
しあわせでしかないと思います。
