このレントゲン写真に写っている横に向いて埋まっている歯は強敵です!
横に向いて埋まっている親知らずです!
結構大きいし根っこも2本あります。
この様な状態の親知らずを抜くのは時間が掛かるのと根っこの先端が顎の骨の中を通っている神経と血管(動脈)に近いので、そこを傷付けてしまうと大出血したり唇などの麻痺が起こるので大変です!
ですから大抵の場合は川口医療センターの口腔外科・原先生にお願いしています!
毎日の様にこんな感じの親知らずを抜いているのと、万が一不測の事態が起きても医療センターなので他科との連携が取れるので安心です!
この様な状態の親知らずを抜く際に発生する偶発症は年間数件あり、中には深刻な事態になるケースもある事は事実です。
しかし、どんなに慎重に抜歯してもそのリスクはゼロになりません。
私はこばやし歯科を開業して7年間は全ての抜歯を自分で行っていました。
中には2時間近く掛かった事もありました。
しかし、先ほども書いたように偶発症は注意していても起こる可能性は無くならないので以降下の親知らずで横を向いて埋まり根っこは2本ある物と根っこの先端が神経・血管に接している様にレントゲンで確認出来るケースでは川口医療センターの原先生に紹介状を書きお願いしています。
この患者さんはどうしても夜しか通えないので医療センターには行けない!との事で抜歯時に起こえる偶発症を説明した上で今回私が抜く事になりました。
1時間近く格闘してようやく抜けました。
根っこは2本でしたがご丁寧に真ん中に骨を抱きこんで、しかも中央部が膨らんでいます!
不思議なのは、これだけ時間が掛かったにも拘らず翌日の消毒の時にあまり痛みや腫れが出ていませんでした!
逆に簡単に30秒くらいで抜いた親知らずが翌日に凄く腫れて痛みが出たり!と人の体は予想が出来ない部分がたまにあります。
今回は無事に終了し良かったです。

