写真の奥から2番目の銀色のところには『アマルガム充填』をしてあります。
一見虫歯なのかと思える見栄えです。
見た目が悪いので最近では滅多に使っている先生はいません!
見た目だけで無くその材料にも問題あるのでは?と思います。
その材料とは、銀の粉と水銀です![]()
この水銀は常温、常圧で液体 である唯一の金属元素で、銀 のような白い光沢を放つ事からこの名がついています。
中でも有機水銀 はかつて農薬 として広く使われ、1970年代 にイラク では、メチル水銀で消毒した小麦を使ったパンによる有機水銀中毒で400人以上が死亡する事件がおきた。そして、その毒性 から現在は使用が禁止されている。有機水銀(水銀原子に炭化水素が結合した化合物)は無機水銀 に比べ毒性が非常に強い。特にメチル水銀の神経中枢(脳)に対する毒性は強力で、日本で起きた水俣病 (熊本県 八代海 )や阿賀野川 流域(新潟県 )でおきた工場排水に起因する有機水銀中毒(第二水俣病 )の原因物質である。
現在使われているもので、銀 とスズ の合金に銅 や亜鉛 を添加した粉末を、水銀 で練ったものである。歯質との接着性はないが、硬化時に膨張するためぴったり患部をふさげることや、なにより手軽で安価なことが長所であるが、見た目が金属色(銀灰色)で目立つこと、そして水銀が溶け出すおそれがあることが短所である。
銀スズ合金と水銀との反応はアマルガメーション (amalgamation)と呼ばれる。反応は銀スズ合金粉末内に水銀が拡散し、合金の表面と水銀が反応する過程を経て中心に未反応部分を残しながら結晶化する。
これだけ見ても何だか危険な感じがしますし、実際学生の時は余ったアマルガムは毒だから回収箱に回収していました。
そんな物を口の中で使っていいの?と正直思っていました。
その当時平気で使っていても一部の血液製剤の様に数年後にはとんでもない!という評価が下る物も多々あるので、使うドクターサイドで認可されている薬や材料も吟味しなければと思います。