その昔、CMで『りんごをかじると歯ぐきから血が出ませんか?』と言うセリフがありました。(年代が分かってしまいますが)


最近の若い患者さんの中には、歯ブラシをすると『歯ぐきから血が出るので歯磨きはしません!』というツワモノがいます。


話を聞いてみると、ある日歯磨きをしていたら歯磨き粉の泡が『真っ赤』になってしまいそれ以後怖くて歯を磨かなくなりました!との事でした。


本人は歯ブラシで歯ぐきを傷つけ血が出たと思っている様ですが、実際よほどの事が無い限り歯ブラシで歯ぐきを傷付ける事はありません


それはただ単に歯磨きがよく出来ていない為、歯肉炎になり少しの刺激で歯ぐきが出血しているのです。


先週、歯ぐきから出血するのが気になる!という18歳の女の子が来院し、すぐに治療してくださいとの事だったので、先ずは私が口の中全体をブラッシングし、きれいに歯垢を落とした後、衛生士のスタッフに歯磨き指導をしてもらいました。


本人は、治療をしてもらいたいのに何で歯磨きなの?という顔をしていました。


その女の子が今日来院し、先生!毎日5回歯磨きしたら歯ぐきから血が出なくなりました!と、嬉しそうに言いました。


正しい歯磨きを指導する事は、最大の治療だと思います。


小学校位までは親と歯医者にかかる機会がありますが、中学を過ぎた頃から自立する事により、なかなか歯医者にかからなくなる傾向にあります。


皆さんは毎月もしくは2~3ヶ月に1回は美容室や床屋に行かれると思いますが、それと同じ事で出来れば同じペースで歯医者に掛かり歯石や歯垢を落としてもらうだけで、かなり歯と歯ぐきの健康を維持する事が簡単にできる事を認識してもらえると嬉しいのですが・・・。


昔は歯医者に行くと歯を削られる!というイメージがありましたが、今の歯医者はそんな事しません!

ですから安心して歯をきれいにしに来てください!