※「こんなに好きなのに…。大好きなのに…。私の気持ちに気づいてよ。わかってよ。もっとそばに居てよ。離れないで…。大好きだから。愛しているから。」※
私の彼氏はものすごく鈍感。すごく優しくて、いつも笑顔でいる。
私もそんなところに惚れたのだけど…。
でも、その笑顔は私のものだけであってほしい。
そんなわがままなことは言えなくて…。
いつも私だけが余裕なくて、恥ずかしい。
私が大学の男の子と話をしていても何も言わず、男友達の話をしても嫉妬もしてくれない。
最近、彼が何を考えているのかわからなくなってきた。
でも、そんな今日は久々に外デート。
学内のテストが終わり明日から春休み。
互いにバイトとかしているからデートはいつも2週間に1回。
そして、テストの日はデート禁止。
でも、そんなのも今日でおしまい。久々のデートなので、私はおしゃれな服を着た。
ミニスカートに黒タイツ。髪の毛もセットして、今日は巻き髪にして化粧もばっちり決まっている。でも、さすがにミニスカは寒かった。
いつもの喫煙所で待ち合わせをして、2人で一服をして池袋に向かった。
デートは久々だったから私は1人で浮かれていた。
とりあえずどこかで昼食を取る事にした。レストランを見つけ、喫煙席に座りまずは一服。
2人して同じタイミングでタバコを取るから私は笑ってしまった。
だって、火をつけるのも同じタイミングだったのだから。
でも、楽しかったのは昼食の時まで。そのあと買い物していたら突然彼の様子が変わった。
「かわいいんじゃん?」
いつもなら、もっと楽しそうに私を着せ替え人形みたいにして遊んでいるのに今日は違った。私は彼の態度にムッとした。
私は彼の言葉をシカトして、もっと険悪なムードになってしまった。
「おれ、ちょっとタバコ吸ってくるわ。決まったら電話して。」
そう言って彼は外に出た。
私は彼の考えていることがわからなくなって涙が出そうになった。
なんで急に態度が変わったのかもわからなくて、何考えているのかもわからなくて…。
私はお店を出て、トイレに言って1人で泣いていた。
ポケットに入っている携帯が鳴っているのもシカトをして…。
30分トイレに居たせいか、携帯は鳴り止むことがなく
私は携帯を開いて確認すると彼氏から10通以上電話が来ていた。
すると、また電話がかかってきた。私は恐る恐る携帯に出た。
すると案の定彼は怒っていた。
私はトイレにいることを言った。
「なに?体調悪いの?」
「違う。なんでもないから…。」
「だったら、出て来い。何階のトイレ?」
私は2階のトイレに居ることを伝え化粧を直し、
トイレから出た。
すると、彼が待っていた。私はそっと近づいた。
「トイレに居るんならそう言えよ。探しちゃっただろ。」
笑顔で言った彼に私は笑顔を返すことは出来なかった。
「だって、買い物したときなんか急に口調変わったじゃん。
それに、いつもと違うし…。不安なのはこっちだよ。最近何考えてるかわかんないよ!」
私は自分の気持ちを言ったら、また涙が出てきた。彼は少しおどおどしていた。
近くのカフェに行って飲み物頼んで席に座った。
私たちの間には沈黙が続いた。
そんな中私は勇気を振り絞って口をあけた。
私は自分の気持ちを言っていると
途中から口が止まらないかのように勝手に話し続ける。
その話の途中途中に彼はため息をついている。
私の気持ちがうざったいのか、
何でため息をついているのかわからなかった。
「不安ならちゃんと俺に言えよ。俺もお前から男の話出るたび不安なんだぜ?
もう俺のこと興味ないのかなって思ってたし。
あんまわがままも言わないから俺に興味ないのかなとも思うし…。
さっき態度が変わったのはお前がかわいいから。
今日だってミニスカとかはいて髪の毛もセットして、化粧もしてるし…。俺じゃ頼りないかなって。
こんなかわいいから俺が隣に居ていいのかなって。ミニスカもかわいいけど、俺的にはそんな格好して欲しくない。
歩いているとみんなお前のこと見るし…。なんか最近急にかわいくなってきたし…。
俺だって、俺以外に笑って欲しくないし、かわいい顔して笑うなよって思うから…。
だから、ちゃんと言葉にしていってくれよ。俺もこれからはちゃんと言うからさ。」
私らは2人して顔をあわせて笑った。
互いに言うことが言えてすっきりもしたし…。
ちゃんと自分の気持ちを言わないと相手には伝わらないんだ。
思ってるだけじゃ伝わらないんだ。
これからはどんなことも素直に言おうって思った。
どんなことでもわかってくれる。
だって、私の選んだ人だもん。
これからわがまま言っても離れないで。
手を離さないで。
抱きしめたら抱き返して。
だって、好きなんだもん。


