美紀の両親が帰った後少し3人で話をしていると真美が腰を上げて、これから引っ越し祝いをするための飲み物やお菓子を買ってくると玄関の方へ向かった。
そして、その間美紀は部屋の片付けをした。
そんな中勇輝は再び1人でベッドの上で寝ている。
美紀は勇輝の上に毛布をかけ部屋の片づけを始めた。
美紀が夢中になって片づけをしていると勇輝はその物音で起きた。
勇輝は目をこすって、あくびしながら片づけをしている美紀に謝った。
そして、自分の上にかかっていた毛布に気づいて美紀にお礼を言った。
そして、勇輝は片づけしている美紀に自分がここの空いている部屋を借りることを真剣に話した。
「ほんとに?それならいつでも会えるね」
美紀は勇輝に笑顔で言うと勇輝は笑顔でそれに答える他、裏では少しショックだった。
勇輝は真美の言葉を思い出し、やっぱり天然と思ったみたいだ。
少しして、真美が帰ってきた。
真美の手にはたくさんのお酒とおつまみがあった。
美紀はそれをきれいにした机の上にのせ、これからオールで呑みあかす様子だ。
1番最初に酔ったのは勇輝だった。もうヘロヘロで何喋っているのかわからい。
真美と美紀は2人でガールズトークをして勇輝は1人で寝かした。
朝になり真美はバイトがお昼から入っているみたいで帰っていった。
真美が帰った後美紀は部屋の片づけを再びやり始めた。
そして、勇輝は寝ていたので寝かしておいて美紀はお風呂に入った。
シャワーをあびてすぐお風呂を出た。
タオルを巻いて部屋に置いてある下着と洋服を取り勇輝が寝ているのでまたシャワー室に戻り着替えをした。
美紀はドライヤーで髪の毛を乾かしていると勇輝がドライヤーの音で目を覚ましたのか大きなあくび声が聞こえた。
美紀は一度ドライヤーを止め勇輝の様子を覗きに行った。
「あっ。美紀。ごめん。俺昨日相当酔ってたでしょ」
「大丈夫だよ。真美とうるさいからって勇輝のこと無視して呑んでただけだから」
美紀は笑いながら勇輝に行った。すると勇輝は1度家に帰ることを美紀に伝えた。
これから自分のことも親に話したいということを美紀に伝え、勇輝はゆっくりベッドから起き上がった。
「帰り大家のとこ寄ってくけど、美紀もくる?」
「行く。昨日挨拶し忘れたから挨拶しに行きたいし…。でももうちょっと待って。お風呂入っててまだ髪の毛乾いてないんだよね」
「ドライヤーしてやるからその間化粧してろよ」
勇輝は美紀の髪の毛を持ちもう片手でドライヤーを持って美紀の髪の毛を乾かしている。
美紀は鏡越しに見える勇輝の顔をちらちら見ながら化粧をしている。
美紀が鏡越しで勇輝を見るたんび勇輝は変顔をして美紀のことを笑わした。
ドライヤーが先に終わり美紀はまだ化粧をしていた。
勇輝は美紀に一言断りシャワー室を借りた。
勇輝はシャワー室にある洗面所を使い、顔を洗って適当に髪の毛を直した。
部屋に戻ると化粧がちょうど終わったのか最後の確認で鏡を見ていた。
2人は準備し終わって大家の住む部屋に向かった。
チャイムを鳴らし、美紀は引越しのご挨拶をしていた。
その後ろに勇輝が立っていて、美紀が挨拶し終わるとアパートの空き部屋のことを話した。すると大家さんは優しい感じの人でほとんど決まっているならこっちでも簡単な契約書があるみたいでその紙を渡してくれた。
勇輝は笑顔で挨拶をし、大家さんは最後に美紀の耳元で何か言った。
美紀はその言葉にすごく反応していた。
美紀は大家さんの部屋を後にして、自転車を使い勇輝を駅まで見送りに行った。
もちろん運転するのは勇輝だが…。
「さっき、何言われたの?」
「えっ。なんかね、勇輝が笑顔でありがとうございますって行ってたじゃん?それで、勇輝が私の彼氏だと思ったのか、いい彼氏さんねって言われたの」
勇輝は美紀の話の返事はせず、心の中でただ大家さんに感謝をした。
駅に着き、美紀は勇輝を見送った後駅前にあるスーパーによって買い物をして帰った。
アパートに着き美紀はベッドに横になった。
新しい家。
新しい生活。
新しい人生の1歩になった今日に武者震いした。
美紀は夜新宿の道を歩いてキャッチされたいのでこれから寝ることにしたみたようだ。
目覚ましをセットして美紀はベッドに入り眠りについた。