美紀の気持ちを知った勇輝。
しばらく勇輝はしゃべることができなかった。
それは、美紀の口から「そばにいてほしい」と言われたから。
うれしくって何も言葉が出なかったようだ。
「大丈夫。俺が美紀のこと支えたいんだ。俺でよかっただけど・・・」
「うん。勇輝がいいの。これからも勇輝のそばにいたい。
ずっと、これからもずっと隣にいてほしい」
2人はやっと気持ちを正直に言えたようだ。
美紀は涙を流して勇輝に抱きついた。
今までのこと、これからのことを思って、なんだか涙があふれてきたみたいだ。
勇気はすぐ真美に電話をした。美紀は勇輝が誰に電話をしているかすぐわかった。
「どうしたぁ?」
「今さ、美紀と居るんだけど、お前にいち早く教えたくて。
俺たち、付き合うことになった」
「うそー!!まぢで?よかったじゃん。ってか美紀に代わってよ」
そう真美は言って、勇輝はすぐ美紀に携帯を渡した。
「美紀?って、何泣いてるの?」
「なんか、嬉しくて」
「それにしても、勇輝からの告白でしょ?あいつ前から美紀のこと好きだったからね。それにしてもホントおめでと。今度お祝いしよーね」
美紀は真美に元気よく返事をして、すぐ電話を切った。
そして、美紀は勇輝がいつから好きなのかを聞き出した。
そんなんで、2人はいつの間にかくっつきながらベッドに寝転んだ。
美紀も泣いて疲れたのかすごくぐっすり寝ている様子。
勇輝はそんな美紀の寝顔を見ながら寝に入った。
最初に起きたのは勇輝だった。
勇輝は美紀が起きないようにそっとベッドからどこうと思ったら、
美紀は起きてしまった。
2人は顔を見て笑った。
勇輝も美紀も幸せそうだった。
2人は学校の準備をした。
勇輝は自分の部屋に戻り、アパートの前で待ち合わせをした。
学校につくと真美がもう喫煙所にいた。
2人は喫煙所に向かうと真美はにっこりと微笑んでいる。
3人はなんだか楽しそうに話している。
そんな中、チャイムが鳴った。
3人は次の授業があるので解散をした。
今日は金曜日で、美紀は今日もバイトがある様子。
授業がおわり、美紀は化粧をし始めた。
勇輝と会って、これからバイトのことを伝え、美紀は学校を後にした。
お店に着くと、まだ誰も居なかった。
美紀はチャンスだと思い、悠を探して返事をすることに決めた。
悠はお店のボーイとなんだか話をしていた。
美紀は後ろから悠の肩を叩いて、お店の外に出た。
そして、勇輝のこと、美紀自身の気持ちを伝えた。
「私、悠さんのこと好きです。でも、それは恋愛感情じゃないんです。
悠さんにはホント感謝しています。
お店を紹介してくれたこと、拾ってくれたこと。
悠さんのこと私は尊敬しているんです。
私、悠さんみたいになりたいです。
私、いつか自分のお店を持ちたくて・・・。
これからも色々お世話になると思います」
「そっか。でも、正直に美紀ちゃんの気持ちが聞けてよかったよ。
これからもよろしくね。こんな俺だけど色々頼っていいから」
2人は握手をして、ちゃんと和解した様子。
その後、2人は笑いながらお店に戻り、いつも通り仕事をした。