10/12木曜日⁡の電話⁡
⁡記録
⁡⁡
⁡少し遅めの電話。⁡
⁡⁡
⁡本気の⁡
⁡「もうやめよう」⁡
「もう本気で疲れた」
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⁡ごねる私⁡
⁡「今こんな電話で言うの卑怯やろ!⁡
⁡ウチに来て、直接言って」⁡
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⁡「行かない。会ったら揉めるやろ」⁡
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⁡「当たり前やろ」⁡
⁡⁡
⁡「揉め事が嫌いな男だから 」⁡
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⁡「そんなん知らんよ 」⁡
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⁡そんな無毛なやり取りの中⁡
⁡「ならもう、家帰って家族に謝る」⁡
⁡と言い出したので⁡
⁡「それはずるいやろ!自分に都合のいいように言うやん!⁡
⁡なら今迎えに来て!私も同行して証拠持って全部ぶちまけるから」⁡
⁡⁡
⁡「…どっちにしろ全部ぶちまけるっちゃろ?」⁡
⁡気がかりなのはソレだけ。⁡
⁡壊されることだけ。⁡
⁡⁡
⁡「ずっと言ってきた。自分だけ何もなかったように元に戻れると思わないでって」⁡
⁡「言ってきたね…​」⁡
⁡⁡
⁡「今日家に帰って家族に謝るなら⁡
⁡この電話切った後すぐ嫁に電話するから」⁡
⁡「電話番号知っとったい」⁡
⁡「変わってないなら…​」⁡
⁡⁡
⁡「いつ 」⁡
⁡「最後にホテルに行った日。酔っ払って寝とった時」⁡
⁡「…​…​怖いねやることが」⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡そんなやり取りをずーっっと続けて⁡
⁡電話にお互い疲れて⁡⁡
⁡⁡
部屋は更新せず解約する⁡
⁡クリスマスまでは今まで通り会う⁡
⁡という折衷案に落ち着いた⁡
⁡⁡
⁡「分かった(その案で)つきあう」⁡
⁡「明日は麻婆茄子パンね?」←ケロッ⁡
⁡「おう!」⁡
⁡「と、ピザまん 」⁡
⁡「うん」⁡
⁡⁡
⁡って最後は無かったみたいに⁡
⁡また明日って電話切った。⁡
⁡⁡
⁡⁡
⁡その足ですぐに実家に戻った。⁡
⁡1人でいたら怖くて辛くて⁡
⁡実家の布団にくるまって寝た。⁡
⁡⁡
傷ついたのは
「私ちゃんに毎朝メールして、電話のときは1時間取られて、金曜に会いに行って…​って
俺なりに気を使って私ちゃんに関わるのがもうキツイ…​…​」

気を使ってたのはアナタだけなの?

⁡翌朝、一応会社に行ってみる⁡
⁡10時で限界を迎えて早退⁡
⁡頭の中は昨日の電話の内容が延々…​⁡
⁡⁡
⁡精神科に駆け込む。⁡
⁡意味ないってわかってても。⁡
⁡「拠り所を無くしたらどうやって生きていくんですか?あの人と別れたらどうやって生きていくんですか?もう今すぐ死にたいんです。死にたいしかないんです」⁡
⁡って泣きながら話した⁡
⁡⁡
⁡案の定⁡
⁡「他にいい人が現れる」とか⁡
⁡「アナタは見た目も普通にまともだから」⁡
⁡とかよく分からないことを言ってた⁡
⁡⁡
⁡「死にたくなくなるような薬はないんですか?」⁡
⁡って聞いて出た薬。⁡
⁡⁡
⁡寝る前に睡眠薬と一緒に飲むから⁡
⁡寝ちゃって効いてるか分からない⁡
⁡⁡
⁡ただ今回は1週間分だけ⁡
⁡少し救われたのが⁡
⁡ティッシュをくれた看護師さん??が⁡
⁡最後に⁡
⁡「死んだりせずに来週もちゃーんときてください」⁡
⁡って優しく言ってくれたこと。⁡
⁡⁡