17時半くらいに着信ニコニコ
“まだかかる?”
『いや、もう帰る準備しよーよ』
“あと30分くらい?”
『あのね、一分でも早くここを出たい魂

最近、○さんはよくそう言う。
会社から早く去りたい!って感じ?無気力


今日が、“お付き合い”という関係をやめる日だから
恥を忍んで切り出した。


“あのね、今日…えっ  ちしたい…”
『………は?』
“あの、最後まで出来んでもいいとよ?あの……”
(自分で言ってて恥ずかしくなってきて声が震えてくる)

『なんで突然そんなこと言い出したん?』
“ん…バレンタインやけん……”
『(察してくれた?)……わかった』
“最後まで出来んでもいいとよ?…あの”
『うん、わかった。入  れてほしいってことやろ?』
“う…ん…(恥ずかしくて言葉に詰まる)”


『こういうことは、今日が最後よ』
って、言葉は“ちょっとよく分かりませんけど”
って誤魔化してスルーした。
あ、もちろん分かってるよ。
わざわざ言わなくてもいいやん!って
凹んだから誤魔化した。



というわけで。
○さんは💊を飲んできてくれた。

いつもと同じように、肉まんとおにぎり。
一緒に食べて、
膝枕。

散髪してさっぱりした刈り上げの部分が
気持ちよくてずっと撫でてた。

体が熱い。


私がいなくなった後の仕事の内容は
聞きたくない。けど
“忙しかった?”って問いかける。

クレームが多くて参ってるみたい悲しい
(そういえば『あのこ(私)が辞めたらクレームが増えるねえ…あのこはほんと細かいとこまでよく見とってくれた』って○さんに◼️さんが言ってくれたって聞いて嬉しかったのを思い出した)


クレームが増えて
ざまぁみろ、と心の奥で思ってしまった私は
何も言ってあげられなかった。

“そっか…反省文かかないかんと?”
って髪を撫でてあげるくらい。





そのあと


イチャイチャして
少し乱暴な言い方が寂しかったり…
『入 れてほしいっちゃろ?』とか
『ゴ ムあると?』とか

胸の揉  み方も悲しい
“痛い( >Д<;)”って正直に言ったら
すぐに我に返ってくれた


でもまぁ、雑な感じも珍しくてドキドキしたり…
(バカやね)



『入れる?』
“入れられそう?”
『大丈夫と思う。ゴ ム出して』
“…あ、私につけさせて?してみたかった”
『難しいよ…?』
“大丈夫。……こう?”
『うん』


『おいで』





大きく動けないから
なかではイ  ケないけど…
入ってることが嬉しい。
気持ちいいとか、そういうことじゃなくて。





明日は入院なので
“麻酔から覚めたらメールしていい?”
『いいよ』
“明後日は退院やから、退院したら声聞きたいってメールしていい?”
『いいですよ』

“金曜日はおにぎりと肉まんは続けていい?”
『いいよ』
“…食べ物ないと、間がもたんやん?”
『…笑、そうやね』
“あと…手は繋ぐよ?”
『それはいいよ』

いいよ、って許してくれる事が
結構あって、あまりツラくない

“なんか、へんなの……あんまり変わらんね?”
『…(複雑な苦笑い)』


『じゃあね』
“うん、明日もがんばってね”
『おう』

って、普通に🙋バイバイした。


チョコレートはお持ち帰り
“自分で食べてね”
『分かってますよ』
“お返しは3倍なんよ?知ってる?”
『なんそれ、知らない』
“食べ物はいりません”


ワインは
“ほとんど飲んだ”って言ったら呆れられてw
“ジョッキに注いだ”って言ったら
『バカじゃないと』ってまた呆れられた知らんぷり


おねだりできる最後の唇
なんでも知ってる母親は『下手くそ』って
ぼやいてたwwww