久しぶりに見た君の姿は

僕の知らない

凛とした姿だった

沢山の仲間に囲まれて

満面の笑みを浮かべる君

その笑顔に一瞬

ふたりで過ごした

あまりに長かった

大切な時間を重ねる

どこか寂しげで

守りたくなる程儚げで

支えてあげないと倒れそうな

あの頃の面影は

もうどこにもなくて

君は未来を進んでいるのに

僕は過去ばかりを

追いかけていて

1mmも前に進んでない僕

花の色は想い出せたのに

名前はまだ

想い出せずにいる