昨日の午後…
国立国際美術館でやっている
「バベルの塔」展に行ってきました

久しぶりの美術館です

抗がん剤治療後、足のしびれがあり、
長時間立ったり、歩いたりする事に自信が
なかったので、なかなか大好きな美術館へ足が向きませんでした…
まだ、しびれはありますが、
ずーっとしびれがあるから
今はしびれと共存している感じで
体力もかなり回復してきたので、
芸術の秋をそれなりに楽しめたらと
楽しみに来ました

ブリューゲルの絵と言えば
思い浮かべるのは
この絵
「農民の婚宴」(画像、お借りしました)
とか
「雪中の狩人」 (画像、お借りしました)
だったので、
「バベルの塔」の絵は、見た事があったかもしれないけど
あんまり頭にインプットしてませんでした・・・。
美術館の地下3階に降りて・・・
まずは、
「ネーデルラント美術」の数々の作品・・・
「ネーデルラント美術」は、現在のベルギーとオランダにまたがる地方で
14世紀末から16世紀末に発展した美術だそうです。
オーク材の今も彩色が残る彫刻や信仰にささえられての数々の絵画・・・
昔は文字が読めない人にでも絵で表す事でその信仰を伝えたみたいですね・・・。
そして、
今回の「バベルの塔」展で一番興味深かったのは
「ヒエロムニス・ボス」
の作品です
(画像をお借りしました)
奇想の画家と言われ、ネーデルラントの伝統の写実的な細実描写を生かしつつも地獄の情景やそこに跋扈する妖怪を想像豊かに描き、強烈な個性を発揮したそうです。
地獄と怪物の巨匠と言われ、16世紀ネーデルラント画壇に一大旋風を巻き起こした空想世界を描き、
現存する油彩はわずか25点しかないそうです。
そのボスの描く絵の模倣の作品もたくさんあり
同世代の画家やブリューゲルなど後続世代の画家たちにも影響を与えたそうです。
16世紀半ばにボスの画風をまねた版画や絵画が人気を博したそうです。
「大きい魚は小さい魚を食う」(画像お借りしました)
いやあ・・・・
なかなかこのいろんなモンスターたちには
はまりました~
お土産に買った
バベルの塔キャラメルにモンスターシールがついていて・・・・
箱を開けるときにワクワク感がありましたよ





公式マスコットのタラ夫も展示されてましたよ

そして、
いよいよ
ブリューゲルの「バベルの塔」へ・・・
「バベル塔」を最前列で見たい人が並ぶ列と
後ろからでもいいよっていう人の通路がありました
もちろん、
せっかくだから
ちょっとでも間近に見たいから
並んで順番を待ちましたよ
この作品は、
1568年頃の作品で、24年ぶりに来日したそうです。
実はブリューゲルの描いたバベルの塔は1563年に描かれたものがあって
今回来日したものは、それより小さいんだそうです。
とにかく
細部の描写がすごいです
人物やいろいろな物が細かく描かれ
レンガの赤や漆喰の白や・・・
本当に細かく描写されているのです・・。
出口近くに…
そして、
このバベルの塔の内部を想像して描かれた
物も出口の外にありましたよ。
これですごい





久しぶりに
絵画を堪能しました〜

最後は
やっぱり食欲の秋ですよね

お腹膨れました〜





うん


この秋は
これだけでなく
いろんな芸術の秋を楽しめたらと
嬉しいなあ〜















