1971年10月25日の国連総会でのアルバニア決議で中華人民共和国が中華民国に代わって国連の正式加盟国となり、それに抗議した中華民国(台湾)が国連を脱退したことにより、常任理事国の地位を中華人民共和国が引き継ぐことになりました。
米国は1972年の「上海コミュニケ」により北京政府を正当政府とする「一つの中国」原則を認めました。
日本は、その後、中華人民共和国政府との間に、北京の政府が中国の正当政府であり、台湾はその一部である旨を含む条約を締結しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_heiwa.html
ややこしいのは「中華民国」も「中華人民共和国」も略すと「中国」になるので、単に「中国」と表記した場合どちらを指すのかわかりにくいのですが、さすがに日本のマスメディアも「(旧?)中華民国」は「台湾」と言うようになっています。
ただし、「台湾」は地名であって国名ではないのに、マスメディアは「台湾」が国家であるような印象操作をしているとしか思えないようなところがあります。
中華民国を国家として承認しているのはごくわずかなのですが、その1国であるパラグアイを岸田首相は訪問して北京政府を挑発しているのですが、何を考えているのでしょうか?
最近ロシアに対して挑発的言動を繰り返しているマクロン大統領のフランスも訪問してロシアを挑発するようなこともしていますが、たぶん〇国に言われるがままに行動しているのでしょう。
経済学者の浜矩子先生は岸田首相を「ふなざむらい」と呼んでますが・・・。
単に「リモコンで動く死体」なのではないかという気もしますが・・・。
○国のこれまでの行動を長年見ていると、基本的にウルトラ自己中ですから、あまりいいなりになるのも危険なのではないかと心配です。
カブール陥落のニュースはまるでデジャブのようでした。
話がそれましたが、米国も日本も条約等で台湾諸島が中華人民共和国の一部であることを公式に認めているのをまやかしているとしか思えないのですが、50年前くらいですから、ひょっとすると今のマスメディアの連中は知らないのかもしれません。
台湾問題については中国の国内問題ですから、米国や日本が口を出すのは内政干渉になり、国際法違反です。
ありがとうございます