十年以上同じ病院に勤めていると
姑さんを世話をして
その後、ご自身が入院されるという
パターンが多くある。
新人の頃に
印象深く残る家族がいた
患者さんは80歳代の女性で
お嫁さんが50歳代が毎日おやつを持参してくるのだ
私のたべるおやつをこの二人は食べるのではない
美味しそうなおやつが乗る雑紙や本を
二人で見ながらエアー調理をして
その間も色んな話をしていて
それを観賞するおやつタイムなのだ。
なにしろ患者さんは既に食事を食べれる状況でなく
点滴管理中。
素敵なお婆さんで
今でも印象に残る
夜勤でナースコールの嵐や
急患などで心に余裕が無い時に
彼女の部屋に行くと
なぜか癒されてくる。
その後、家族の集まる日曜日の
ランチ中に寝入るかのように休まれた。
家族のだれもが
「ありがとう」と口にしていた
いつも彼女が
「ありがとう」と笑顔を皆に向けていたのと同じように。
数十年の月日を経てお嫁さんが入院された。
今では、孫にメロメロのお婆様
miimiikoの顔を見るなり
「貴方の顔をまた見れるようになるね。」
「お婆ちゃんといつも話していたのよ。miimiikoさんの事。
だから私たちとお婆ちゃんの思いでなのよ」
「お婆ちゃんも安心しているわ」
なんだか私の方が初心に戻れた一日でした。