「潜水服は蝶の夢を見る」

を読みました。
是非、映画を観たいと感じました。
と同時に、医療の現場で働く者として色々考えました。
当たり前にも私達は、患者さんの不足している部分を手助けします。
回復期病棟とは
脳梗塞で麻痺のある患者さん
事故にて脊髄損傷の患者さん
今まで当たり前にできたいた事が
ある日突然出来なくなるのです。
ある患者さんの事を思い出しました。
ギラン・バレー症候群(GBS)を発症した
40代女性。
高校生のお母さんです。
ある日突然立ち上がれなくなり
ギラン・バレー症候群(GBS)と診断せれました。
急性期を乗り越え治療が終了して
回復病棟に来ました。
でも、ADL(日常生活)動作は全て
全介助です。
意識は変わりません。
気持ちは、発症する前と何も変わりません。
ある日突然体の自由を失い
食べる事も
動く事も
看護師を呼べてもナースコール押せません。
他者の手が必要なのです。
他者に頼む事はどれほど勇気がいるのでしょう。
「ごめんね。煩くて」と彼女は言います。
「教えてもらわないとわからないもの。」
「教えて」
なんていいながら彼女といつも話します。
何日か、休めば彼女が出来る事が増えているのです。
驚きです。
彼女のトイレ介助は楽しいです。
人の下着を履かせるのは大変です。
食い込んだり
ゴムがねじれたり
お尻の頬が出たり
いつも2人で相談です。
トイレの外では、旦那さんが
2人の会話を聴いていて爆笑してました。
本人いわく、食事介助されると、その人が良くわかるそうです。
読み終えた後
出来るだけスマートに
彼女の心に敏感に看護のできる
看護師でありたいと思います。
ギラン・バレー症候群(GBS)
四肢の筋力低下を主徴とする。
異常感覚を含めた感覚障害を伴うこともある。
顔面神経麻痺、眼球運動麻痺や嚥下・構音障害などの脳神経障害を伴うこともある。
症状の極期には呼吸筋麻痺や自律神経障害。
腱反射は低下ないし消失する。