フランスの、というより、世界的な俳優アラン・ドロンさんが8月18日、亡くなりました。
1935年11月8日~2024年8月18日、88歳。
テレビの映画チャンネルでは、しばらくの間、
彼の作品が放映されるのではないでしょうか。
そこで、ワタクシの評価で恐縮ですが、彼の出演作品を採点します。
①「暗黒街のふたり」。犯罪者の更生を考えさせる社会派の名作です。10点/10点満点。ジャン・ギャバンと共演。この作品はドロンに濡れ衣を着せようとした「ステファン・マルコヴィッチ事件」のフランス警察当局を批判しているようにも解釈できます。
②「地下室のメロディ」。ドロン28歳! コート・ダジュールに集まる世界のお金持ちの生活の一端が味わえます(?)。ジャン・ギャバンと共演。10点。
③「黙って抱いて」。センスのない邦題です。ミレーヌ・ドモンジョ、アンリ・ヴィダル、アラン・ドロン、ジャン・ポール・ベルモンド、ロジェ・ヴァディムなど出演者が豪華です。9点。
④番外編として「ショック療法」。ヘンテコ作品です。アラン・ドロンのチンチン電車が映っているはずです。5点。
ほかにもたくさんの出演作があります。
それぞれに共演する女優も粒ぞろいです。
ワタクシの採点は無視して、手当たり次第にご鑑賞ください。
アラン・ドロンが/très très trèsと/
惚れた女は/三ッ星…©
「地下室のメロディ」には美女がいっぱい登場してくれます。
très bienを強調して「très très très bien」とちょっと皮肉ってドロンは言います。
très très très bien=トレトレトレ ビアーン。