先日地元新聞の文芸賞で賞をとった作家の講演が
あった。
その風貌はドッシリして安定感があり、繊細な
感じは微塵もありません。どこにでもいるオッサン
です。本業が建築関係のようで、そのせいでもある
んでしょうが。
で、その方の「小説を書くことになったきっかけ」
というタイトルでの講演でした。
その作家として語った言葉から拾ってみると・・・
1、記憶を描写する。自分の経験したことを映像化
して文字に書く
2、小説は起承転結ならぬ、起承転転転結だそうだ。
3、最初の2~3ページに力を入れて書く
4、作品の構成を1枚の紙にして全体を見渡す
5、動きを表現するなら短文で、ゆっくりの時は
ゆったりと表現する。
6、書くときは多めに書いて、後から推敲して
短くするほうが文章が締まる。
7、”死”という観点からみて、生を描いている。
タイトルのリベンジなんですが、実は彼は応募した
最初の年に最終選考まで残ったそうなんですが、3人
の外部から呼んだ選者はケチョンケチョンにけなして、
それが、最終選考が公開の場だったんで、その様子
を一般の方々が聞いている訳です。
ま~恥ずかしいったらありゃしない。
で、もう小説なんか書くか~~いと思ったそう
なんですが、ふとしたことでまた翌年も出品する
ことになったそうなんです。
またまた最終選考まで残って、去年と同じ選考委員
と出会うことになるのですが、今度は3人が3人とも
絶賛!
選者の一人が「あなたが今年も出品するとは思いも
しませんでした」と。
きっと心の中ではざま~みろってなもんでしょうね。
小説家はウソばっか書くんでウソツキだ。書いた
世界で自分は誰にでも何にでもなれると。
彼のタンタンとした語りを聞いていると、彼が
特別な存在じゃなく、フツ~~の人なんだと。
だから、あなたたちにも書けますよ。書きましょう。
というものだった。小説やエッセイなどを公募して
いる所に応募して懸賞稼ぎもできますよ。
それで腕を磨くって方法もありますよと。
それに彼が言っていたのは、
文章との出会いがその人の一生を
決めるかもしれない。
この言葉は気にいりました。確かに悩んだとき、迷った
時、判断に迷んだ時に何かに救いを求める時があります。
それが時には歌だったり、自然だったり・・・
でも、背中を押して欲しい時に出会った言葉は
貴重ですね。
それだ~
それ~っ
とね。
