さて・・・

父が危ないと連絡をもらって

急いで家を出たものの

一番近いインターは その日に限って

夜 工事の為閉鎖されていたのを知っていたので

別のインターから高速に乗りました

 

一時間ちょっとかかり 実家に着くと

父は 看護師さんや 家族たちと

体を綺麗にされていました

 

 

間に合わなかったんです

そうか・・・ もう行っちゃったのかぁ・・・

 

どこかで覚悟をしていたからか

涙も出ませんでした

坦々と しなければいけない事をこなし

 

夜中に 葬儀屋さんと打ち合わせをして

夜が明けた頃 一旦自宅に戻りました

 

それからは 

もうなにがなんだかわからないスピードで

物事が進んでいきました

 

そんなご時世だし 家族葬的な感じでする予定が

母が自分の妹弟たちには知らせると言い

知らせれば 必ず通夜や告別式に来られるわけで・・・

そうなると 家族葬でもないわけで・・・

 

みんな 寝不足でイライラしてるし

弟と母が意見の違いでぶつかることもしばしば

 

とにかく 時間に追われ続けました

決めなきゃいけない事が多くて

ひとつづつこなすことが精一杯でした

そんなバタバタで 金曜日はあっという間に終わりました

 

土曜日の15時ごろに納棺なので

その前に 湯灌をしてもらいました

介護を受ける方の

訪問入浴と同じ方法で

お風呂に入れてもらうのです

 

十数年前に祖母が亡くなった時も

同じ葬儀屋さんだったけど

そんなことはしなかったはずです

今は それもサービスなんですかね

 

体にバスタオルをかけられていて

葬儀屋のスタッフさんが

シャンプーをしてくれ

その間 足などをスポンジで

綺麗にしてあげて・・・と遺族に促し

かわるがわる 足を洗いました

 

そうして 体を綺麗にした後は

スタッフさん二人で

父の身支度をしてくれました

 

その間 別の所で待っていたんだけど

弟がポツリ

「みんなの前で お風呂に入るって・・・

ちょっと嫌やなぁ・・・

自分の時は してほしくないなぁ・・・」

って

私も 同じことを思ってました

なんか・・・恥ずかしいなぁ・・・って

お風呂大好きな父だったけど

みんなの前でのお風呂 

喜んでたのかなぁ・・・

 

 

そののち 納棺

葬儀場に移りました

まぁ そこからは 従来の通夜と告別式です

 

告別式が終わり出棺の際

また 次男がやってくれましたあせる

私の弟が大好きな次男

火葬場に行くのに

母と弟が霊柩車に乗り込んだんだけど

自分も その車に乗りたいと

ごねだし いつもの頑固発令

どんなに言い聞かせても

頑として譲らず

葬儀屋のスタッフさんが気を利かせてくれて

「助手席はあいてるので

そこでしたら乗って行きますか?」

って 言ってくれました

喜んで乗り込む次男

 

もう ただでさえ疲れているのに

次男に疲れさせられました

もう 本当に 次男との付き合いは

修行です

 

あとで 次男に聞くと

「ちょっと 寝ちゃったわ」

って

あのねぇ 霊柩車で居眠りするヤツ

アンタしかいないよっえー

 

 

それでも 泣く母の肩を支えたり

慰めたりする次男

その光景を見ていた 母の妹は

「Arpegeちゃん いい子に育てたねぇ」

なんて言ってくれるわけですよ

 

そう見えたなら ありがたい

だけど まだまだ 育て中なので

苦労は尽きませんあせる

 

 

こうして 怒涛の二日間が終わりました

形がなくなった父ですが

ずっとずっと みんなを見守ってくれるでしょう

 

今頃 虹の橋で チェリーと出会ってるはずです

母も 

「そうやね 体も楽になって 

チェリーに会えたと思ったら

気持ちも楽になるわ・・・」

って

 

そうなんです

体のしんどい日々を過ごした父

やっと 楽になれたと思ったら

良かったと 素直に思います

 

 

少し落ち着いたら

ふっ といろんな場面を思い出して

涙することもあるかなぁ・・・

 

 

 

父には感謝しかありません

 

ありがとう