【VHSの思い出ビデオを、テレビでも見られるDVDにする】続き

その2  パソコンで編集する


昔のビデオは編集していないので、録画ボタンを消し忘れて、
延々と地面だけが映っていたりします…(^^ゞ
そこでカンタンに編集してみることにしました。
Windowsなら標準で入っているWindowsムービーメーカーを使用。

①ムービーメーカーを開いてメデイアを読みこむ
DVDをパソコンに入れて、ムービーメーカーを立ち上げます。
ムービーメーカーの「メディアの読み込み」をクリック。
DVDのドライブを選択し、なかの画像ファイルを…開けない!!

ここで勉強したこと

ビデオレコーダーを使ってダビングしたり、録画したりした動画ファイルには
VROという拡張子がついています。
この中身はMPEG2という、普通に取り扱える動画ファイル。
コピーガードがかかっていなければ、
メディアプレーヤーでも見ることができます。
しかし、ムービーメーカーではそのままでは読み込むことができません。


そこで、一度パソコンに動画ファイルをコピー。
そして、その拡張子をmpgに書き換えました
コピーするのに10分くらいかかりましたが、
名前の変わった動画ファイルをムービーメーカーは読み込んでくれました。

②いらない部分を削除する
読み込んだ動画が上段の真ん中付近に表示されます。
下半分はストーリーボードタイムラインの表示ができますが、
最初はタイムライン表示に。
読み込んだ動画をビデオのラインにドロップします。
ラインの上を左右に動く緑の縦の棒を動かして削除したいところの頭に持ってきて
クリップ分割
また緑のラインを動かして削除終わりの部分まで動かして
クリップ分割
これで、元のファイルが3つに分割できました。
そこで、いらない部分にカーソルを持ってきて選択し、右クリックして削除。
この作業を繰り返します。

③見出しを入れる
せっかくなので、頭や途中に文字も入れたくなりました。

ツールからタイトルおよびクレジットを選びます。
文字を入れる場所は
・最初
・選択したクリップの前
・選択したクリップの上
・最後
が選べます。
選択すると文字を入力する窓がでてきます。
ここに書き込めばOK。
タイトルアニメーションを変更する で、文字がでてくるときの効果
フォントと色を変更する  で、文字の大きさ、背景のボードの色も
変えられます。
全部右側のプレビュー画面で確認できて簡単。

動画の途
中に文字を入れたい場合は、
あらかじめ入れたい場所のところで分割しておき、
選択したクリップの前を選択します。
途中の場面の上にそのまま字を重ねたいときは
選択したクリップの上を選択。
タイムラインの下にあるタイトルオーバーレイに文字が表示されます。
文字を流しておく場所や時間は、
文字部分の大きさや位置を変えれば調節できます。

④効果をつける
ツールにはクリップ全体に揺れるなどの効果をつける特殊効果
クリップとクリップのつなぎに効果をつける切り替え効果もあります。
どんな効果をしたいか、いろいろと遊ぶのも楽しい。

⑤音楽を入れる
BGMは音楽ファイルを読み込んで、オーディオ/音楽のラインにドロップ。
途中で切ったり、フェイドインなどの効果をつけたり。

これで完成。

途中の失敗汗で学んだことメモ

・一瞬の失敗は矢印マークで復活できるのであわてない。
・かならずプロジェクトとして保存しておくこと。
  とくに長い作品はあとでもっといじりたくなるので、
  途中で何度かプロジェクトの名前を替えて保存しておくと、
  後戻りしたくなったときに時間の節約になる。
・読み込んだ動画ファイルは、位置を動かさない。
読み込めなくなって表示されなくなる。