カレンの恋事情 -2ページ目

彼とは…

一夜を共に過ごした。



それから、自然と毎日メールする様になった。
他愛もないメール。


でも、前とはちょっとだけ違う。
お互いどことなく気を使ってる感じもした。



それから1ケ月後…
私は仕事の事ですごい落ち込んでいた。

何もかもが嫌になって、どうしようもなかった。
一人で酔い潰れてしまおうかとも思った。

そんな時、彼が心配してくれた。
[駄目だょ。明日きつくないなら、家来る?]


嬉しかった。


彼の家に行った。

初めて行ったのに、緊張も違和感も全くなかった。


彼はベッドに横になってはいたが、親身になって話を聞いてくれた。




2週間後、彼から[明日夜行っても良い?]とメールが来た。


それから、週末になると必ず彼は家に来ている。



8月中旬…





彼からバーベキューに行かないかと誘われた。

嬉しくて、即OKした。



数日後、彼から参加人数は15人だとメールが来た。


ん?待って!!

15人って誰が来るの!?


急に不安になった。




当日、彼が車で迎えに来てくれた。


最初に彼は、着替える為に、家に帰った。
シャワーを浴びている間ボーっと待っていた。


次に向かった先は…
彼のお店だった。


お店に着くと、彼の後輩が待っていた。



つづく

その夜

驚きを隠せなかった。

一度は互いに想いを寄せた事もあったけど、結局恋は実らずに終わっていた。

それに、風の噂で彼女が出来たと聞いていた。




お店に会いに行ったり、彼が家にパソコン直しに来てくれたり…それ以前に、少ないながらも彼とまたメールのやり取りをしている事を[実は…]と後輩に告げた。
彼女は驚いていたが、それ以上に喜んでくれていた。
精神的にカナリ落ちた姿を見ている彼女は、私から話題を振らない限り、彼の話をする事はなかった。私に内緒で彼に会いに行き、真相を突き詰めようと考えた事もあったと言っていた。


彼女が出来たと聞き、後輩は、尚更私に言えなかったそうだが、私の暴露話をした途端、話してくれた。




でも、おかしな事が発覚した。

彼女が出来たと聞いてから、2ケ月経たない内に私と連絡を取り始めていたのだ。





元々メール無精の彼が、2年以上毎日欠かさずメールをしてくれていた。

その彼が、好きな人が出来たと、完全に連絡を途絶えようとした。

私から連絡を取らない限り彼から連絡が来る事はなかった。

しかし、2ケ月位経った時、彼からメールが来た。



私をフッた時彼は[毎日メールをしていた期間が長すぎた。好きだったけど、段々、友達になってしまった。]と言っていたっけ。


たぶん、彼は前回失敗した事を恐れ、焦ってしまったのだろう。
それで、今度は相手の事をあまり知らないのに、告白されて思わず付き合ってしまった。

しかし、付き合ってみて、彼女と合わないと感じ、すぐに別れてしまった。



都合の良い話ではあるが、彼は私に戻ってきたのだ。
今まで、弱音を一切吐かない彼が、唯一私だけには見せていた。
仕事での不安や悩み。これからの自分の事…

私には本当の自分の姿を見せていた。


彼にとっても、いつの間にか支えられていた相手だったのだ。




酔った勢いとはいえ、弱音を吐いた彼。。。

3日後

私は職場の仲間と3人で飲んだ。


酔った勢いで彼にメールした。[………酔ってます。]
すると、彼は[どうしたら良い?]と言ってきた。

えっ!?



思わず[看病して下さい。]とメールしてしまった。


返事が怖かった。

彼は[じゃあ家にお邪魔したら良い?]と言ってきた。

[お願いします。]




すると彼から[でも、もうメールも会う事も出来ないって言ったのに、悪い気が…]と言われた。


彼も気にしてくれていたのだろうか。


そんな事より会いたくて、[私は会いたいですけどね。]とメールした。


[じゃあ行きます。]




久しぶりだった。
会った瞬間、二人の間に気まずい空気が流れていた。

今考えれば、仕事の話とかして、何とか会話を途切れない様にしてた気がする。





彼は[そろそろ寝よう]と静かに横になった。
そして、隣に並んだ私の頭の下にそっと腕を忍ばせた。



恥ずかしかったけど、嬉しかった。


たぶんお互い照れくさかったと思う。






しばらくすると、彼がそっと唇を重ねてきた。