愛しき はかない君よ

どうか 笑っておくれ


冬の寒さに咲き誇る 一輪の雪月花よ


柔らかく 愛くるしい 薄紅色の頬に


触れ合うためだけに 僕は大袈裟にも生きているのかもしれないね


君と僕との 間を交じるのは


言葉足らずの思いだけで


込み上げる思いや涙は 白いため息と共にすぐに消えては 行き場を無くす


時に後悔することが分かっていても 素直に自分を信じることの方が難しい時もあったりして


常に疑わずだなんて そんなに真っ直ぐな大人になれやしない


僕だって 同じなんだよ 見た目以上に臆病なのさ


例えば、君が笑ってくれるならば


僕もちょっとは強くもなれたりするのかな



だから 愛しき 君よ


どうか 笑っておくれ


せめて 瞬きする時間くらいでいい どうか笑っておくれ



君がくれる一瞬ならば 僕はそれを永遠に出来るから・・・