遅い昼食。

食卓に娘を促すと・・・・娘号泣。

 

たまった怒りを全て吐き出す。

「仕事、仕事って・・・・」

「パパが仕事にいった後に一人で泣いていることも知らないで」

「ママにパパの悪口を聞かされて育った。私を巻き込むな」

「親と一緒に居る時間がないのは私だけ」

 

ただただ黙って娘の怒りを聞いておりました。

 

泣き止んで、落ち着きを取り戻した娘は

「何でなにも言わないの?」と聞いてきました。

 

「その通りだから、言い返す言葉もないよ」

と私は娘の頭をなでながら返答しました。

 

ストレスを吐き出した娘は少しスッキリしたようで

食卓につきました。

 

実は、仕事も家庭もゼロベースで見直そうと考えていることを

弁当を食べ始めた娘に説明しました。

 

新たなビジネスにチャレンジして、

少しでも多くの時間を娘と過ごせるようにしなければならないし、

パパの加齢による体力的衰えも現在のビジネスを継続する上で問題であることを説明しました。

 

このままじゃいけない。

リスタートしなければならない。

新しい奥さんも探し始めるから。

という意識を娘と共有しました。

 

事務処理をしながら、つけていたBSの番組から

パリに住む辻仁成さんが

「限界だと思った時が新しいことへのスタートだ」と語っていました。

 

そう、今の私は今の生活に限界を感じているのです。

 

娘よ本音をぶつけてくれてありがとう。

涙は無駄にしないからね。