スタッフの給与計算をしていると

いつもよりも5万円程度少ないスタッフがいました。

そういえば、インフルで数日間休んだ記憶があります。

健康保険から給与を差し押さえされているスタッフです。

 

給与計算が終わると役所に電話して、

給与総支給額を伝えると差し押さえ金額が提示され、

その金額を私が役所の指定する口座に振り込みます。

 

しかしながら、このスタッフには、中3と小6の娘がいます。

高校と中学に進学しますから、制服代が必要です。

ただでさえインフル欠勤分で少なくなった給与から差し押さえをするのは胸が痛みます。

 

冷静に役所と電話交渉しました。

病気の場合には、特例措置があるけれど

子供の進学時に対する特例措置はない。との回答で

会社(私が)差し押さえを無視すれば、役所が会社(私を)訴えるそうです。

 

冷静に回答しました。

「どうぞ訴えてください」

「私は社長です。」

「真面目に働いているシングルマザーが娘の制服代に苦しむことは許容できません」

「だから2月と3月は連絡しないし差し押さえはスキップします」

 

対応した男性は延滞金が付加されることと

こちらは訴える権利を有するを強調して電話を終えました。

 

延滞金については本人に伝える必要があったので

交渉の敬意と結果を本人に伝えると・・・・喜んでました!

 

もし、訴えられても全然平気です。

健康保険料の支払いよりも子供の制服代の方が大切。

と主張するだけです。