🌸つむつむブログ全体の目次No.2🌸https://ameblo.jp/5717-8507/entry-12800733550.html 

🌸目次No.1には、上記バナーの中から飛べます🌸

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
🦷前話🦷
https://ameblo.jp/5717-8507/entry-12841601787.html 第8話🦷原因探して 他科のはしご🪜



✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
🦷
⚫︎心身弱いとねぇつむつむ
⚫︎ ある日突然死ぬかと思った。
第9話🦷潔癖症のお風呂は大変💦精神疾患だと、やはり偏見多い😢なれるけど😛

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
入院して確か3日目か4日目に、友人とヘルパーさんが、入院用の着替えなどをまとめ。届ける様に動いてると連絡があった。

やっと携帯の充電来る。お風呂にも、やっと入れると思い、私は嬉しかった。

段取りは。
まず友人が、私の病室に来る。
私は鍵を渡す。
次に友人が、ヘルパーステーションに行き。
私の担当のヘルパーさんと2人で、私の家に。
物の多い私の家から、入院する時に必要な物を、見繕ってまとめ。
ヘルパーさんが病院まで来ると「料金」が発生してしまう為、友人が病院に届けてくれる⋯となるとLINEで説明を受けた。

ありがたいなぁと思った。
そして早速  友人に鍵と、持ってきて欲しい物を書き出したメモの2点を準備した。

当日、友人は心配そうな顔をして病室に来てくれた。
けど私が「あがあが」としか話せないから、感謝の気持ちとか中々伝えられなかった。

友人も察してくれたのか
「とりあえず行ってくる」
と言うと、そっとカーテンを開けて出て行った。

友人が荷物を持って来てくれるまで、私は痛みに耐えつつ、これまでの事をぼんやり思い返していた。

何の症状の無いまま、歯科の定期検診を受けた。その夜からこの痛みは始まった。時間と共に激痛になり、たまらず翌日歯科受診。そしたら歯科医師は
「見た目に変化はないですよ。けどそんなに痛いなら、歯の神経抜きますか」
と言って抜髄した。
その日の午後4時には、痛みだけでなく、38度近くの発熱も出た。
慌てて内科に行きインフル確認(マイナスだった)
内科の医師の判断で、〇〇〇病院予約。3日後受診する。
そこでも「見た目異常なし」と言われたが、その2、3日後に、炎症反応(CRP)が30代になり、そのまま〇〇〇病院に緊急入院。
痛み止めも含めた3本の点滴を持続で流したが、それでも痛みは止まらず。
主治医は、ありとあらゆる診療科に受診するよう私に言いつつ。
「絶対出血するな!転けるな!死ぬぞ」と強く指示した。


と、言うこれまでの流れを思い返すと。どうしても、最初にかかった歯科に対して、怒りを感じてしまう私だった。


後の話しだが、〇〇〇病院の血液検査のデーターをかかりつけの精神科病院の内科医に見せたら。
「炎症反応CRPが30を超えてるやん!これは死ぬ間際の人の数値やで。よく生きてたね。僕の所にこんな患者が来たら、手に負えへんから僕はすぐ救急車呼んで、他院に送るわ」
と言われた。
その時改めて、自分が本当に死ぬ所だったんだと理解してゾゾゾッとした。
その時も私は、申し訳ないけど。
最初に歯科の診察をした所⋯。
痛みが出たと訴えた私に対して、虫歯でも無いのに、説明はあまりせず 歯の神経を抜いて、それで事をすまそうとした歯科医師に憎悪を感じた。

何日も熱と痛みに晒されて死ぬ程痛たく、苦しかった。
なんで私がこんな目に合わなあかんの!私が何したん?後遺症も残ってんねんけど!何ででやねん!とずっと聞きたかった。

ただ当時は耐えられない激痛で、動けなかった事と。自分の状態説明を、歯が痛すぎて話せなかった。
けど腹が立ってるから、私⋯何するか分かん⋯。椅子とか投げそうな自分の危うさが、容易に想像出来た。これはヤバイ。
キレて、自分の行動に責任持てない行動だけはやったらあかんと思ったから、私は 腹立つんやけど、その歯科医師の事は考え無いようにした。
その代わり、心に渦巻くどす黒い怒りのエネルギーを「生き抜く!」に集中する事にした。
ので当然、その歯科には連絡しなかった。
しないつもりだった。
数年後、ある事がきっかけで、相手から電話がかかって来るまでは。
連絡とかしたくなかった。

話戻して。
私はふっと気がつくと、痛みが強くなっていて、全身小刻みに震えてる事に気がついた。。冷や汗も出ていた。
痛みだけでなく。
腹立ちの気持ちの「震え」も含まれていたのかもしれない。
とりあえず落ち着こう。
私は水を飲んで深呼吸した。
痛みは変わらなかったが、汗は落ち着いた。
これってやっぱり精神面の発作かな···と思った。

そこで友人が来てくれたので、私は考えるのをやめた。

そして友人から最初に充電器をもらった。早速携帯に線をつないだ。


これで携帯使える。ほっとした。

次に私はお風呂の準備をした。友人にはごそごそ動きつつ、お礼を言った。

今の私は動ける時間が少ない。
痛くて脱力するからだ。
だから友人には失礼な態度をとったが、動ける内にやる事しないと💦と焦って、話しもそこそこに、自分のしたい事を優先していた。

けど友人は、あんまり気にしてないみたいで。
テレビカードとか、飲み物とか買いに行ってくれた。ありがたかった。

お風呂の準備をしつつ、私は気がついた。
主治医の許可を取ってないやん!
私は歯に響かない様に、ゆっくり詰所に向かった。そして看護師さんに聞いてみた。

看護師さんはすぐに電話で確認してくれた。
「転けない様に、短時間で入るならOK」
と言われた。
看護師さんはそのままお風呂の入り方を説明してくれた。
本当なら、入院した時オリエンテーションで説明されるはずの事だった事の1つ。
私は痛すぎてすぐにベットにほりこまれたから、知らなかった。

一応個浴。浴室は大小1つずつ。
1日事に男女が使う浴室が変更される。
朝6時から、白板に入りたい時間に自分の部屋番などを記入。名前を書く人はいなかった。
時間は基本15分〜20分。遅くなりそうなら2コマ最初に取って置く。
鍵はかけない事。急変した時、看護師さんや医師が、素早く対応出来ない為、そう決まったのだそうだ。
浴槽も使用しない事。
と言うルールがあった。

私はまだゆっくりしか動けない。
しかも普段のお風呂は1時間かかってる。
すかさず2コマ書いたが。
主治医の意向があるから看護師に「15分ね」とさっくり切られた。
まじ15分かぃΣ\(゚Д゚;)やれるか私ぃ‼️

なぜそう思うか。
私は髪が長い為、抜け毛がキモイほど多い。また、極度の潔癖症なので、浴室&脱衣所に素足で入れない。
もう1つ言うと、手すりとかドアノブを、消毒(又は洗う等)してからでないと、気持ち悪くて触れないのである。
つまり、お風呂前と後に、シャワーヘッドや手すりとか床とかを軽く洗わないと入れないので、時間がかかるのだ。
もちろん椅子とか座れない。椅子を洗っても嫌なのである。

私は昔仕事で、お風呂介助をした経験がある。はっきり言って、汚い物が出てたのを、しっかり覚えている。

しかも、○○○病院の看護助手の方々が、朝夕 脱衣所の中まで、ローカで使ってた長靴のまま、ズカズカ入ってるのも目撃してた。
誤解のないように付け加えると、病院のお風呂場って、大抵こんな感じである。

ただ、潔癖症の私には、風呂場が「汚染されてる」と思ってしまう1要因になるので。
入る時に、色々しないと入れないのだ。





「どうしよう···15分はやはり無理💦」
と思った私は、名前を1番最後のコマに入れた。
ここなら時間オーバーしても、あとの人に迷惑かからない。
もっとも職員さんには迷惑かけるけど。私は心の中でお風呂場の後始末をする職員さんに手を合わせ『ごめんなさい』と呟いた。

だけど今日の私には、ズーパーアイテム、ビーチサンダルがあったので、かなりの安心も材料ではあった。
ビーサンを履いてると、汚れてそうな(と私が感じる)床や洗い場も躊躇無く歩けた。
もし素足だったら、私は物をひくか。

これもキモイけど、石鹸水を流して、その液を、足で床に塗りつけ、ざっくり洗い場のタイルを洗って。
んで、自分の足の裏も洗って、それから入浴を開始するので、面倒くさかった。
この工程がないだけで、すごく時短になった。

一生懸命頭と体を洗い。あと少しという所で、外から看護師さんの安否確認が来た。

私は「すぐ出ます」と言って、慌てて出る準備をした。

何とか出たら、今度は周囲に当たらず服を着る様頑張った。潔癖症だから当たったら最後、お風呂からやり直したくなるからである。
片足立ちの左足が1番ふらついた。

何とか頑張って、どこにも触れずに着衣出来た。

後は部屋に帰りぎわに、洗濯物と粉石けんを洗濯機にほりこみ、テレビカードを入れて、さっさと洗濯を回し、詰所に入院中の札を届け、ドライヤーを借りに行った。

お風呂で「どこにも触れず!短時間!」と思って気を張っていた時、歯の痛みは少しましだった様に覚えている。
ただドライヤーを借りる頃には、ドクンドクン、ズキズキズキと、血が巡るのに合わせて歯(?)口全体(?)が痛くなってきていた。

シャワーだけでも、血流が良くなるのと、お風呂場の緊張状態から私が解放されてきたからだと思う。

ドライヤーを返しに行き、洗濯機から乾燥機に洗濯物を入れる頃には、痛みはいつもと同じ様に強くなっていた。

荷物を持って来てくれた友人は、ベッドサイドで携帯をいじっていたが、私の様子を見て「大丈夫?」と聞いてきた。

大丈夫では無いと言いたいけど、話すのが痛いからうなずいた。

友人は「···やっぱりそんなに痛いんか?」と聞いてきた。

私は、またうなずい。

普段マシンガントークの私が、ただうなずくだけなので、話さないのが 既に異常事態だと伝わったようだった。

「なんか···もうちょっと買ってくるけど、何がいい?」
と言われ
「水分」
と答えると
「え?なんて?」
と言われた(泣)
滑舌悪く小さい声で言ったから仕方ないけど。
何回も言うのか痛くて辛かった。
何回目かでやっと「水分」が伝わった頃、看護師さんが訪室された。

「○○さん、点滴の所みますね」
と言われた。
私は24時間持続点滴中なので、お風呂に入る前に一旦点滴チューブを外し。生理食塩水でルートのブロック(点滴に蓋をする感じで、生理食塩水を入れる事)をしていた。
そして刺入部がぬれない様に、シートを巻き付けテープで止めていた。
体拭く時、シートがぬれてたから、私は確か自分でシートを外してたと思う。
なんか言われるかなぁと思っていたけど、看護師さんは何も言われず、点滴ルートに生理食塩水を注入して、点滴が詰まってないか確認して言った。
「点滴ルート、大丈夫ですね。点滴、繋げますね。あと痛み止めの点滴の時間なので、繋げますね」
と言った。
やった!痛み止めの点滴やぁ!!と私なほっとした。
あまり効かない痛み止めだけど、最近は40分点滴してる時の最後10分間、傷みがましになる様になってたから、痛み止めの点滴は嬉しかった。

点滴を再開した頃、友人が色々買って戻って来てくれた。
これなら食べれるやらうと、吸う形のアイスも買ってくれた‪🍦‬
私は「ありがとう。吸うの痛い」
と何回か伝えると
友人は「溶かしておいたらいいねん」
と言った。
なるほど、と私は思った。

しばらく待って、アイスが柔らかくなった時、そぉっと吸ってみた。

少し痛いけど、甘いバニラアイスは、とても美味しかった。
少しずつ食べてる時、主治医が来た。

「友人です」とアイスを抱えながら伝えると、主治医は
「嗚呼そんなんや。ん、アイス食べれる?○○さんは糖尿病と違うから、食べれるものはどんどん食べてね」
と言われた。
私は内心、ええの🎶と思った。食べたかったからである。とはいえ痛いから そうそうたくさんは食べれないけど、アイスとか良いなら、買いに行こうと思った。
私の顔を見て、主治医は
「買いに行くのは良いけど。ゆっくり行きや。倒れないように!」と釘をさされた。
また
「あ、それと。採血の結果貧血があるから、今夕から食後に鉄剤増やすからね。毎食後飲んでみて。あとワーファリン(血をサラサラにする薬)は、出血したらあかんから、一旦止めるな。これワーファリン停止の承諾書」と説明された。
私は承諾書に名前を書いて主治医に手渡した。

やり取りを見てた友人は、主治医に私の状態を尋ねた。
主治医は
「痛みと炎症の原因を、色んな診療科に依頼して、探してます。今はまだ分かってないです。いつ倒れてもおかしくないから、移動時とか気をつけてもらうようにしてます」
と言った。
なんか私に話す時と、友人に話す時とでは、イントネーションと、声のトーンが違っていた。
友達と初対面だからとも感じたけど。私はもっと違う感じとった。
私の···ひがみ根性?なのかなぁ。
私の時は初回診察の時から「嗚呼精神疾患あるの?そうなんや。痛いの気のせいか違う?なんともないよぉ」と言ってたし。




精神疾患って聞いたら、医師は大抵言葉のイントネーションが変わる。まるで子供に話すように、悪く言えばかろんじた感じで話される。
これってやっぱり精神疾患への偏見やなと私は感じた。
私がむっとしてるのに気づかず、主治医は出て行った。
腹が立ったけど、幸い痛くて話せないから愚痴らずにすんだ。
私はため息を付きつつ 溶けた吸い込むタイプのアイスを食べた。

友人はその後、20時まで居てくれた。
私が夕食と格闘するのを見て
「大変やなぁ」
と言ってくれた。

私にとっては生き残る為の戦いだったので、本当に大変だったのだ。

そして初めての鉄剤を飲んだ。
鉄剤はすごく嫌な感じがした。
味がサビみたい。飲んだら食道までサビの味がする気がした。そして胃に届くと、胃が重くなった。
お腹の重みは、地味に続いた。
しばらくするとお腹が痛くなった。痛みが増えたー!と悲しくなった。けど呑気にしてられない!
私は慌てて(けど気を付けながら)トイレに行った。
と、少量だけど、変な感じ。ぬめっとした感じのお通じが出た。しかも当然ながら、めっちゃ黒いお通じだった。
嗚呼鉄剤出てるんや⋯と即座に思った。
その後数回ベットとトイレを往復した。
数回往復した後の私の感想は、鉄剤ってすげーだった(泣)

翌朝、主治医に伝えると
「鉄剤はそんな感じになるんや。酷くなったらまた言うてな」
と言われた。
また
「検査の結果、○○さんの中に菌が居るのがわかったから、点滴、抗菌剤に変更するね」
とも言われた。

点滴は側官から行くので痛みない。ので私は「はい」と言った。

この抗菌剤の点滴は、痛み止めより効き目があった様に思う。

だけど歯(口)の痛みは⋯。
やはりまだ 継続していた。

続)