廃墟を歌う76  時山第一・第二発電所08

亡くなった長男が残した「廃墟游耽」を歌にしました。

(時山第二発電所04)
 

 

「廃墟には止まった時が流れてるその瞬間を狙って写す」

たまたま訪れた、その瞬間の光景は、その瞬間だけのもの。

 

「何年に新調された看板も朽ちるがゆえにいとおしく見ゆ」

そう思うと、目の前のすべてがいとおしく見える。

 

「記憶から忘れ去られて行く物を写真の形で残しておきたい」

だから、記憶から忘れないためにも
写真という形で残しておきたい。