どうも瑞雲です(๑'ᴗ'๑)𓂃🝳𓈒𓏸.。.:* ♬*𓂃🝳𓈒𓏸.。.:* ♬*𓂃🝳𓈒𓏸


それでは、前回の続きをどうぞ。


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 孤霊の中でも劫を経た奴になると、相当神通力をもっており、人間に憑依するやその人の思っていることは何でも分かるから、それに合わせていろいろな企みをする。
 例えばその人が神様のように人から尊敬されたいと思っていると、いつしか憑依してしまい、本人の思惑通りに取りかかる。
 自分はこれこれの立派な神の再来だとか、最も多いのは天照大御神の御名を僭称することで、これは誰も知っているが、そうかと思うといとも巧妙に、この人はと思う人には自分との因縁を結びつけようとしたり、多少の奇蹟も見せるので、善男善女はいっぱい食ってしまうのである。
 これは世間よくある話で、方々にある流行神などは皆この類で、勿論こういうのは一パシ腕のある孤霊で、世間の甘い人達はつい瞞されてしまう。
 また中には無暗やたらに金を欲しがる人があると、それを知る孤霊は憑依するや、悪知恵を働かせて、巧く金を摑めるようにするが、勿論手段を選ばず式で、大抵は罪を犯させ、一時は巧くゆくが結局は失敗してしまい、その筋のご厄介になる者さえよくある。
 また女を得たい人間には巧妙にその女を接近させ、女の関心を得るよう甘い言葉や手段を用い、ときには暴力を振るうことさえあるのだから危ない話である。
 そのようにもともと動物霊であるから、善も悪もない。
 ただ人間を道具にして自由自在に躍らせればいいので他愛ないものである。
 このように狐の方が人間より一枚上になるから万物の霊長様もあまり威張れたものではあるまい。
 その他孤霊のほか狸霊、竜神、悪質天狗等も憑って人間を誑かすが、そのなかでも邪悪の竜神が最も恐るべきものである。
 本来竜神なるものは、並々ならぬ強い力と、そうして智慧をもっているから人間を自由にし場合によっては人に傷害を与えたり、命をとることなど朝飯前である。
 多くの悪竜は血も涙もない残虐極まるものである。
 しかも孤霊などとは違い、竜神は知能的で悪智慧が働くから思想的にも人間を自由にする。
 何々主義などといって悪質犯罪を平気でやらせ、社会に害毒を流すのも原因の多くはそれである。
 そこへゆくと狸霊や天狗の霊は大したこともないが、ただ天狗は霊力が強いのと学問のあるのが多いので、彼らの中の野心家はそういう人間を摑まえて躍らせ、世間に名声を博し、出世をさせて大いに威張りたがる。
 そのようなわけで天狗の霊憑りは、昔から禅僧、学者、宗教の創立者などに多く、永続きする者は至って少ないのである。
 以上、憑霊に関してのいろいろなことを説いたが、ここで充分知っておかねばならないのは、単に邪神といっても個性的に悪いことをするのではない。
 その奥に邪神を操っている頭目があって、こ奴こそ最も恐るべき存在である。
 この頭目の力には大抵な神も歯が立たないくらいである。
 ところがこの邪神の頭目は陰に陽に絶えず我々の仕事を妨害している。

 小乗の善は大乗の悪である。

 自分は神に守られている、御守護が厚いから大丈夫だと安心しているその油断である。
 この考え方が隙を与えることになり、邪神は得たり賢しと憑依してしまう。
 しかも小乗の信仰者で熱心であればあるほど憑かりやすいから始末が悪い。
 小乗信仰を戒めているのはそういうわけだからである。
 なにしろ邪神が憑かるや小乗善にもっともらしい理屈をつけて押し拡げ、巧く瞞すので大抵な人はそれを善と信じ切って一生懸命になるのだが、なにしろ根本が間違っている以上、やればやるほど結果がよくないから焦りが出る。
 そうなると人の忠告など耳へも入らず、ますます深みに嵌まってしまい、二進も三進もゆかなくなって失敗する人がよくある。
 小乗善の人の特徴は必ず常軌を逸することで、これが奴らの狙いどころであるから、何事も常識眼に照らして判断すれば間違いないので、まったく邪神の苦手は常識であるから常に常識を重んぜよというのである。
 この例は世間にありすぎるほどある。
 よく奇矯な言動をよいとする信仰や、同様の主義思想、神憑り宗教などもその類であって、いずれも問題を起こし、世間を騒がすことなどよく見聞するところである。そうして霊的にみてもよく分かる。
 なにしろ孤狸等は動物霊であるから、人間より以下である。
 したがってこれを拝んでいると動物の居所は地上であるから人間は地の下になり、霊界では畜生道に墜ちているわけで、霊界のことは一切現界に映るから、その人は地獄に墜ちているのである。
 勿論霊憑りもそうであって、動物の入れ物になる以上、やはり畜生道に墜ち、不運な境遇になってしまうのである。
 しかしながら同じ孤霊でも希には好い狐もある。
 それらは改心した狐であって白狐である。
 白狐はいずれも産土神の下僕となり、神の御用に励しんでおり、なかなか役に立つものである。
 というのは狐は霊的には種々な特徴を持っており悪もそうだが善の場合もなかなか力があり、好い働きをするものである。
 しかし神憑りにも除外例がある。
 それは祖霊または正守護神が重要なことを人間に知らす場合、一時的に憑かることがある。
 これはほんのわずかの時間と必要だけの言葉で、決して余計なことは言わないものである。
 ここでついでだから正か邪かの判別法を教えるが、神様に関係のある正しい言葉には無駄は決してない。
 物事の急所を簡単明瞭にお知らせなさるものである。
 故に邪霊であれば必ず余計なことをしゃべりたがるもので、よくあるのべつ幕無し立て続けにしゃべるなどは、孤霊と思えば間違いない。
 しかしこういう場合もある。
 それは正守護神が言葉で知らせようとする場合、孤霊は人間に憑かることもしゃべることも巧いので孤霊を使うこともあるがそういう場合必要以外のことをしゃべり地金を現すから大いに注意すべきである。

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地金を現すとは本性を現すことです。

なんか、ここに出てくる人たち、ニュースでよく見かけますよね。

小乗の善は大乗の悪

自分も気を付けねば。

正しいと思ってしたことが実は悪とか…。

常識眼もそう思わされてるだけとかだったらどうしようね。

その人によって常識は違うと言うけれど、私はやっぱり真実はいつもひとつだと思うわけです。

でも、それを見分けるのって難しい。

だって神様からしたら、その悪でさえ必要なものなんだから。

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