家族だった

犬や猫などの


人間以外の生き物が旅立ち





悲しいとか辛いとか寂しいとか

いろんな感情になると思う





私は子供の頃から


沢山の子達と

お別れして来たけれど




決して慣れることはなく



毎回泣き通す




それでも


その苦しい毎日を


日々淡々と

なるべく自然に過ごす




ゆっくりゆっくり

無理はしない




泣きたい時は泣く




誰かに慰められても

心ここに在らず





ただ


同じ思いを経験した人が

寄り添ってくれるだけで

有難い



口が聞けない


意思疎通が難しいから

後悔も必ずある



だけど


一緒に過ごした

楽しかった日々を思い出して




自分が幸せだったから

きっとあの子も幸せだったはずだと…






ありがとう




そう口に出す





お別れして


悲しいとか辛いとか寂しいとか

そんな風に思うけれど



ここに居たこと

忘れないこと


自分の中で生き続け



必ずあの子は

そばに居るはずだから



悲しいとか辛いとか寂しいとか

そんな風に思わなくて良いのだと思う







でも


時が経っても






やっぱり

悲しくて辛くて寂しいな。