第252話「新たな旅立ち」という題名の映画は観ていません
これが映画ブロガーの観た映画の感想であることが分かっていないことは悲しいことでもある

タイトル:好奇心が加速する ローリング765② 作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分

第251話Sanctum邦題「サンクタム」

登場人物
①障がい者人気映画ブロガー愛車Look765:マサル
②ブロガー兼秘書(マサルの) ユウ マサルに密かに恋心を抱いている。ジェンダーレス
③リョウ(28)「サガン」のオーナー、愛車キャノンデール(ロード) Cannondale/(トラック)迦陵頻伽
映画に詳しく、毎週金曜日にラジオで映画コーナーを担当している。
ワールドトレードセンターの近くのオフィスで働いていた。IT関係の仕事だったよ
④ミキ(26)ユウの親友。ユウのブログの編集者兼カメラマン
⑨カイ(30) 元プロサイクリストで現在は自転車のメカニックとして働いている。愛車はピナレロ。マサルとは古い友人で、彼のブログをいつも楽しみにしている。映画にはあまり詳しくないが、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができる。また、彼はマサルの自転車のメンテナンスを担当している。

原文

マサル◇冒頭のパプアニューギニアのジャングルから実物の洞窟の全貌は圧巻です
ジェームズ・キャメロン総指揮で期待はありましたが冒頭のワンカットだけの参加でしょうね
人類史上初めてが台詞でも使われていますが洞窟内や水中撮影はセットしか思えない、水中生物に存在しない
行く先々にカメラがセットしてありますが冒頭で洞窟の3D映像が出てしまうと洞窟探検者が調査済みに感じてしまう

ユウ◇言われたことはやりました、要求された演技も済ませました、監督からはOKも出ています
狭い空間ではカメラワークも限られてしまいますがセット撮影だとわかっていると映画撮影の記録としか思えない
悪ければカットすればいいだけですが何でもかんでもカメラに収めた映画ですね

リョウ◇最後は経験豊かな父親と息子の家族の絆ですが実話ではないので説得力のないで演技した
疑問はストーリーがその思い付きでエンドまで続いていたかでしょうか
地下の下水道に潜むホラー映画「イット」のようです
長髪がザイルに絡むだらしなさの痛みで叫び声を発したり
ドジな落下シーン、流れ着く損傷した死体の不気味さ
死体のウエットスーツを着たくないと言うわがままで低体温症の肢体や凍える手
場所がオーストラリア北のパプアニューギニアであることからオーストラリアのスリラーのようですが迫力の面で物足りなさを感じます


シーン4:カフェ「サガン」

(カフェの中、リョウがカウンターでコーヒーを淹れている。マサルとユウがテーブルに座っている。)

マサル:リョウ、映画の話をしてたんだけど、君の意見も聞きたいな。

リョウ:もちろん。どんな映画の話?

ユウ:ジェームズ・キャメロン総指揮の「サンクタム」について話してたの。洞窟探検の映画なんだけど、セット撮影が多くてリアリティが欠けてるって感じたの。

リョウ:ああ、その映画か。僕も見たよ。確かにセット撮影が多いけど、映像美は素晴らしかったと思うよ。

マサル:映像美は認めるけど、ストーリーが弱い気がするんだ。特に最後の家族の絆の部分が説得力に欠けてた。

リョウ:それは同意するね。実話じゃないから感情移入が難しかったかも。でも、洞窟のシーンは圧巻だったよ。

ユウ:そうね。でも、カメラワークが限られてるから、どうしてもセット感が出ちゃうのが残念。

リョウ:それも一理あるね。ところで、次に見る映画は決まってるの?

マサル:まだ決めてないけど、何かおすすめはある?

リョウ:最近見た「ノマドランド」はどう?リアリティがあって感動的だったよ。

ユウ:それ、いいかもね。マサル、どう思う?

マサル:うん、興味あるな。次はそれにしよう。

シーン5:自転車ショップ

(カイが自転車を整備している。マサルが自転車を持って入ってくる。)

カイ:やあ、マサル。今日はどうしたの?

マサル:ちょっとメンテナンスをお願いしたくて。最近、ギアの調子が悪くてね。

カイ:任せて。すぐに見てみるよ。(自転車をチェックし始める)

マサル:ありがとう、カイ。ところで、最近見た映画の話をしてたんだけど、君も映画に興味ある?

カイ:正直、映画にはあまり詳しくないけど、君のブログを読んでると興味が湧いてくるよ。

マサル:それは嬉しいな。次に見る映画は「ノマドランド」に決めたんだ。リアリティがあって感動的らしいよ。

カイ:それは楽しみだね。僕も見てみようかな。

マサル:ぜひ見てみて。感想を聞かせてくれると嬉しいな。

カイ:もちろん。さて、自転車のメンテナンスは完了だよ。これで調子が良くなるはずだ。

マサル:ありがとう、カイ。助かったよ。

シーン6:マサルのアパート

(マサルのアパートのリビングルーム。ユウがマサルのブログの編集を手伝っている。)

ユウ:マサル、次のブログ記事のテーマは何にする?

マサル:うーん、最近見た映画のレビューを書こうと思ってるんだけど、まだ決めかねてるんだ。

ユウ:そうなんだ。最近の映画なら「ノマドランド」がいいんじゃない?リョウもおすすめしてたし。

マサル:そうだね、それにしようかな。(少し考え込む)

ユウ:マサル、何か悩んでる?

マサル:いや、ちょっとね。最近、ブログのアクセス数が伸び悩んでてさ。

ユウ:それは心配しないで。マサルのレビューはいつも素晴らしいし、読者もきっと増えるよ。

マサル:ありがとう、ユウ。君がいてくれるから頑張れるよ。

(ユウは少し照れくさそうに微笑む)

ユウ:私もマサルのブログを手伝うのが楽しいからね。いつでもサポートするよ。

マサル:本当に感謝してるよ。君がいなかったら、ここまで続けられなかったかもしれない。

ユウ:そんなことないよ。でも、そう言ってもらえると嬉しいな。

(ユウはマサルに密かに恋心を抱いているが、まだ告白できずにいる)

シーン7:カフェ「サガン」

(カフェの中、ユウとマサルがコーヒーを飲みながら話している。)

ユウ:マサル、今日は何か特別なことがあった?

マサル:特にないけど、君とこうして話す時間が特別だよ。

ユウ:そう言ってくれると嬉しいな。実は、ずっと君に伝えたいことがあったんだ。

マサル:何だい?何でも話してくれ。

ユウ:あのね、私はずっと君のことが好きだったんだ。でも、どう伝えたらいいか分からなくて…。

マサル:(驚いた表情)ユウ…君がそんな風に思ってくれてたなんて、全然気づかなかったよ。

ユウ:ごめんね、急にこんなこと言って。でも、ずっと心に秘めてたから…。

マサル:ユウ、ありがとう。君の気持ちを知れて嬉しいよ。僕も君のことを大切に思ってる。

(ユウは涙を浮かべながら微笑む)

ユウ:ありがとう、マサル。これからも一緒に頑張ろうね。

マサル:もちろんだよ、ユウ。君と一緒なら、どんなことでも乗り越えられる気がする。

次回予告

マサルとユウの関係が新たな展開を迎える中、彼らの前に新たな挑戦が立ちはだかる。リョウのカフェ「サガン」での映画談義がさらに深まり、カイの自転車メンテナンスが重要な役割を果たす。次回、「好奇心が加速する ローリング765②」第252話「新たな旅立ち」。友情と愛情が交錯する中、彼らはどのような選択をするのか。お楽しみに!

「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」