タイトル:好奇心が加速する ローリング765② 作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分

第237話Trumbo邦題「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」
     
登場人物
①障がい者人気映画ブロガー愛車Look765:マサル
②ブロガー兼秘書(マサルの) ユウ マサルに密かに恋心を抱いている。ジェンダーレス
③リョウ(28)「サガン」のオーナー、愛車キャノンデール(ロード) Cannondale/(トラック)迦陵頻伽
映画に詳しく、毎週金曜日にラジオで映画コーナーを担当している。
ワールドトレードセンターの近くのオフィスで働いていた。IT関係の仕事だったよ
④ミキ(26)ユウの親友。ユウのブログの編集者兼カメラマン
⑨カイ(30) 元プロサイクリストで現在は自転車のメカニックとして働いている。愛車はピナレロ。マサルとは古い友人で、彼のブログをいつも楽しみにしている。映画にはあまり詳しくないが、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができる。また、彼はマサルの自転車のメンテナンスを担当している。

○Yokohamaー早朝

原文

マサル◇生い立ち、学歴が不明で現在形の共産党員の脚本家で始まるストーリー展開
マルクスの共産党宣言の影響も不明、親や親族が共産党支持者かも不明です
ダルトン・トランボの伝記映画、アメリカの自由と正義が共産党主義者を悪者に仕立て上げるストーリー

リョウ◇原作者は勿論います、ブルース・クック「Dalton Trumbo」
自己満足の付加価値(ゴタク)に囲まれた核心のない話、相手は自由と正義であって資本主義ではないことも念願?に入れておくことです
ダルトン・トランボの迫害期はベン・L・ペリー(Ben L Perry)、ロバート・リッチ(Robert Rich)などのペンネームで活動していたらしい
すべてを手放してまで・・この農民は責任を取る覚悟があるみたいですね
共産主義と共和制の違いがはっきりする映画です

ユウ◇トランボは共産主義者のゴタクの達人のようですが、実際に本人から見事なゴタクを聞かなければ脚本の台詞にしか思えないです
ダルトン・トランボをテーマにしたところは斬新ですがタイプライターを打つだけでイメージの根源や閃きなどもない
風呂の浴槽を書斎の机代わりにしていますが今は風呂での読書は定番です

リョウ◇赤狩りモノを部落モノと言われれば田舎者は必死で浪費を推奨したに違いない、敗戦国の男ほど不器用な姿はない
仕事が欲しければ「私は共産主義者ではない」という準備された文書にサインですか
同じように園田外務が1978年にニューヨークで国際人権条約の署名したときのように
市井(しせい)の人の価値観で振り回されるのは滑稽な状況ですね

マサル◇仕事がなければ仕事が欲しいでは通用しないようです
「仕事が始まればもっと金が欲しい」は禁句のようですね
映画「スキャンダル」もそうですがこの監督は好奇心だけで映画を創っているのですかね
ゴタクを並べるだけが共産主義ではないと思う
アメリカの共産主義者なら生い立ち、影響のあった書籍や人物の紹介があってもいいのではないか
ジョイ・ローチの映画は中途半端な作品が多いようです

シーン1: マサルのアパート - 朝


シーン概要:
マサルのアパートで、彼と仲間たちは映画について熱く語り合っています。今日の話題は「トランボ」、共産主義者でありながらハリウッドで最も嫌われた脚本家、ダルトン・トランボの伝記映画です。

シーン2: マサルのリビングルーム - 昼
マサル:
(興奮気味に) みんな、この「トランボ」の映画、すごく面白いよ!ダルトン・トランボって、共産主義者でありながらハリウッドで脚本家として活躍したんだ。彼のストーリー、知ってる?

ユウ:
(タイプライターを打ちながら) うん、知ってる。でも、実際のトランボって、台詞の中で見せるほどゴタクの達人じゃないんじゃないかな。タイプライターを打つだけでイメージの根源や閃きはないよね。

リョウ:
(映画評論家らしく) そうだね。原作者のブルース・クックが書いた伝記「Dalton Trumbo」によると、トランボは自己満足の付加価値に囲まれた核心のない話を書いていたんだ。でも、彼は共産主義者でありながら、自由と正義を信じていたんだよ。

ミキ:
(カメラを構えながら) それにしても、トランボの迫害期はペンネームを使って活動していたんだってね。ベン・L・ペリーやロバート・リッチといった名前で。

カイ:
(自転車のメンテナンスをしている) 俺は映画にはあまり詳しくないけど、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができるから、楽しみにしてるよ。トランボの映画も見てみようかな。


シーン2: マサルのリビングルーム - 昼
リョウ:
(映画評論家らしく) トランボは、赤狩り時代にハリウッドで最も嫌われた男だったんだ。彼は共産主義者でありながら、自由と正義を信じていた。でも、その信念が彼を追放されることになったんだ。

ユウ:
(タイプライターを打ちながら) それにしても、トランボって、台詞の中で見せるほどゴタクの達人じゃないよね。タイプライターを打つだけでイメージの根源や閃きはない。

ミキ:
(カメラを構えながら) そうだね。原作者のブルース・クックが書いた伝記「Dalton Trumbo」によると、トランボは自己満足の付加価値に囲まれた核心のない話を書いていたんだ。でも、彼は共産主義者でありながら、自由と正義を信じていたんだよ。

カイ:
(自転車のメンテナンスをしている) 俺は映画にはあまり詳しくないけど、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができるから、楽しみにしてるよ。トランボの映画も見てみようかな。


ユウとマサルの関係を掘り下げましょう。ユウはブロガー兼秘書であり、マサルのことを密かに想っています。ジェンダーレスな存在で、ユウはマサルのブログを熱心にフォローしています。彼らの関係は、映画の世界にも影響を与えているかもしれませんね。





シーン3: マサルのアパート - 夕方

ユウ:
(ドアをノックしながら) マサル、いいですか?

マサル:
(ドアを開けて) あ、ユウ!お疲れ様。ブログの編集、進んでる?

ユウ:
(照れくさそうに) うん、進んでるよ。でも、実は…私、あなたのことが好きなんだ。

マサル:
(驚きつつも優しい笑顔で) え、ユウ…?ありがとう。でも、僕は障がい者だし、ブログのことしか頭にないんだよ。

ユウ:
(しっかりと) それでもいい。あなたのブログを読むたびに、心がドキドキしてるんだ。マサル、私はあなたを応援してる。共に映画の世界を楽しもう。

「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」