タイトル:好奇心が加速する ローリング765② 作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分

第212話13Sins邦題「13の選択」
     
 登場人物
①障がい者人気映画ブロガー愛車Look765:マサル
②ブロガー兼秘書(マサルの) ユウ マサルに密かに恋心を抱いている。ジェンダーレス
③リョウ(28)「サガン」のオーナー、愛車キャノンデール(ロード) Cannondale/(トラック)迦陵頻伽
映画に詳しく、毎週金曜日にラジオで映画コーナーを担当している。
ワールドトレードセンターの近くのオフィスで働いていた。IT関係の仕事だったよ
④ミキ(26)ユウの親友。ユウのブログの編集者兼カメラマン
⑨カイ(30) 元プロサイクリストで現在は自転車のメカニックとして働いている。愛車はピナレロ。マサルとは古い友人で、彼のブログをいつも楽しみにしている。映画にはあまり詳しくないが、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができる。また、彼はマサルの自転車のメンテナンスを担当している。

○Yokohamaー早朝

原文

マサル◇原作はあります、マシュー・チューキアット・サックヴィーラクル「レベル・サーティーン」
大金獲得ゲームで家族を失い賞金も失うストーリー

リョウ◇サイコパスなし、怨霊はでない、殺人鬼もいないがゲームを続ければ主人公が殺人鬼になる仕組み
ギャンブルですね、主催者(胴元)を知るべきです、この胴元は誰にでも呼び掛けているのです
ストーリー上は胴元の趣旨や動機がわかりません、金のある人間が貧乏人の犯罪行為を幇助するだけです
ギャンブルの大前提は、あらかじめ厳密なルールに従って勝負を行い、偶然もたらされた結果に従うことである
次第に人間性を失っていく主人公はギャンブル依存症です

ユウ◇大金獲得ゲームでは映画「Narve世界で一番危険なゲーム」が記憶には新しいです
この映画は度胸試しではないです
貧乏人の金目当ての参加、所々に逃げないように脅しをいれている
元々はタイ映画のリメイク版ですから貧しい発想は仕方ないですね

マサル◇選択1~7は子供のイタズラ程度、選択8からは凶悪犯罪へ移行する
ゲームソフトなど課金しないで取り組むと1時間かかるはずの工程が、500円払うとたった10秒で済ませられる
パソコンの互換性に似ている時代が変わると怖いですね

パソコンも電子計算機と同じスピードで処理されている 「=」を押すと答えが表示されるはずだが課金ソフトのようなアップロードが絶えない


場面:横浜の海岸沿いのカフェ

時間:朝の7時

マサル(Look765に乗りながら):「このゲームは、ただのゲームじゃない。人生そのものだ。選択1から7までは、まるで子供の遊びのようだった。でも、選択8からは…」

ユウ(マサルの隣でメモを取りながら):「選択8からは、犯罪への道を歩み始めるんですね。でも、それがこのゲームの怖さ。課金をすればするほど、リアルな世界との境界が曖昧になって…」

リョウ(カフェのカウンターでコーヒーを淹れながら):「ギャンブル依存症は、人間性を失わせる。このゲームの主催者は、そんな人々の弱みにつけ込んでいる。」

ミキ(カメラを構えて):「でも、このブログを通じて、マサルさんは人々に警鐘を鳴らしている。それが、あなたの使命ですよね?」

カイ(ピナレロのメンテナンスをしながら):「マサル、お前のブログは映画だけじゃない。現実を映し出す鏡だ。だからこそ、俺たちはお前の言葉に耳を傾けるんだ。」

マサル:「そうだな。このブログを通じて、俺は『レベル・サーティーン』の真実を伝える。大金を追い求めるゲームが、どれだけ人を狂わせるかをな。」

ユウ(心の中で):「マサルさんの強さに、私はいつも感動している。彼の障がいは、彼の強さの源。そして、私の恋心も…」

リョウ:「今日のラジオで、このゲームの危険性について話すよ。聞いてくれよな。」

ミキ:「私たちの編集した映像も、多くの人に届けばいいな。」

カイ:「お前の次の選択は何だ?」

マサル:「選択9だ。これが、全てを変える選択になる。」

各キャラクターの個性や物語の進行に合わせて、ドラマチックな展開を織り交ぜながら台本を進めていくことができます。

「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」