タイトル:好奇心が加速する ローリング765② 作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分

第203話Mine Games邦題「The Loop ザ・ループ永遠の夏休み」
     
 登場人物
①障がい者人気映画ブロガー愛車Look765:マサル
②ブロガー兼秘書(マサルの) ユウ マサルに密かに恋心を抱いている。ジェンダーレス
③リョウ(28)「サガン」のオーナー、愛車キャノンデール(ロード) Cannondale/(トラック)迦陵頻伽
映画に詳しく、毎週金曜日にラジオで映画コーナーを担当している。
ワールドトレードセンターの近くのオフィスで働いていた。IT関係の仕事だったよ
④ミキ(26)ユウの親友。ユウのブログの編集者兼カメラマン
⑨カイ(30) 元プロサイクリストで現在は自転車のメカニックとして働いている。愛車はピナレロ。マサルとは古い友人で、彼のブログをいつも楽しみにしている。映画にはあまり詳しくないが、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができる。また、彼はマサルの自転車のメンテナンスを担当している。

○Yokohamaー早朝

原文

マサル◇原案ロバート・クロス、リチャード・グレイ、ロス・マックィーンが3人ということは推敲を重ねたということだな

ユウ◇領域を出ることでループが始まる1回目のストーリー
ジャンルはホラーですがスリラーのようなサスペンスですね

リョウ◇何故か窓、顔 足に付着する血のりはショッキングです
映画「デス・ライナーズ」は治験の症状で、未来の死ぬ瞬間が見えるのに対し
自分の死体の発見や坑道の部屋に閉じ込められていたストーリー展開上では不可思議なことが多いです

マサル◇タイトルのウロボロスに近いのは仏教では車輪の始終なきがごとしです
「有情、輪廻して六道に生まるること、なお車輪の始終なきがごとし」心地観経より

ユウ◇霊媒師(超自然的存在と人間とを直接に媒介する)だったり
祈祷師の原始宗教やシャーマニズムに近いものだったり
1因性宗教(キリスト教)はご自由にです


場面:横浜の海岸沿いのカフェ

カイ(カフェのテラスでコーヒーを飲みながら)
「マサル、お前のブログはいつも面白いぜ。特に今回の『デス・ライナーズ』の記事はな。未来を見るっていうのは、人間の好奇心をくすぐるよな。」

マサル
「ありがとう、カイ。映画はただの娯楽じゃない。人生とは何か、死とは何かを考えさせてくれる。」

ミキ(カメラを構えながら)
「ユウ、この光の具合が絶妙だわ。マサルのプロフィール写真、今撮った方がいいかも。」

ユウ
「いいね、ミキ。マサル、ポーズを取って。」

マサル(カメラに向かって微笑む)
「こんな感じでどうだろう?」

ユウ(心の中で)
「マサルの笑顔はいつも心を明るくしてくれる。でも、この気持ちを伝える勇気がない。」

リョウ(自転車で到着し、皆に挨拶)
「おはよう、みんな。今日のラジオショーは『デス・ライナーズ』特集だ。マサル、お前の意見を聞かせてくれないか?」

マサル
「もちろんだ。映画は私たちの内面を映し出す鏡だからね。」

カイ
「映画って、まるで人生のループみたいだな。終わりがあっても、また新しい始まりがある。」

ユウ
「それが『ザ・ループ』の意味だよね。永遠の夏休み、終わりなき探求。」

マサル
「そうだな。人生は繰り返しの中で、新しい発見がある。まるで、このLook765と一緒に走るみたいに。」

ミキ
「それじゃあ、今日の撮影を始めようか。マサル、準備はいい?」

マサル
「いつでもOKだ。」

ユウ
「みんな、今日も一日、頑張ろう!」

登場人物たちの関係性と彼らの情熱を描き出すことを意図しています。各キャラクターの個性が光るような会話を心がけました。

場面:横浜の海岸沿い、夕暮れ時

ユウ(海を見つめながら)
「マサル、君はいつも前を向いているね。障がいがあっても、それを乗り越えて。」

マサル
「ユウ、君もだよ。いつも支えてくれてありがとう。」

ユウ
「私たちは互いに支え合っているんだ。でも、私には言えない秘密がある。」

マサル
「秘密?」

ユウ
「うん、君に対する感情。でも、それはブログの読者には見せられない本音だよ。」

マサル(驚きながら)
「ユウ、君はいつもそばにいてくれる。君のことを考えると、心が温かくなるよ。」

ユウ(目を伏せながら)
「マサル、私は…」

マサル
「何も言わなくていい。君がいるだけで、僕は強くなれる。」

ユウ(涙をこらえながら)
「ありがとう、マサル。私たちの友情は、このLook765のように、いつまでも続くんだね。」

マサル
「そうだね、永遠の夏休みのように。」

ユウとマサルの深い絆と、ユウが抱える秘めた感情を表現しています。二人の関係性がさらに深まるような対話を意識して作成しました。
「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」