タイトル:障がい者でもがんばります!新しい1歩 ②作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分
第117話  「人権」

登場人物 
眞(まこと)(32)山手中央署の障がい者警察官。交通事故で左足に障がいを持つ。
ユウ(22)眞の同居家族。保護家族で路上生活者だった。
ゲンさん(45)眞の先輩刑事。
ポチ(3)眞の飼い犬。雑種犬。
ミハイル(28)眞の居候。ロシア系外国人。

○東京都渋谷区代々木公園ー早朝

原文


ゲンさん◇人権の日を知っているか

ユウ◇1979年9月21日国際人権規約が日本に対して発効しましたらしいけど

ゲンさん◇1979年はたぶんゆっくりしているな、その前は人権って無かったのか?

眞◇1947年5月3日草案作成から議会審議まで一貫してGHQの統制がおよんだ、現在の日本における国家形態・統治組織等を規定している憲法 だな
1979年に国際人権規約に批准、君主が可否を判決して裁許すること。
同意の手続。批准書の交換または寄託によって条約の効力が発生する。日本では内閣が国会の承認を得てこれを行なう

ゲンさん◇本当の人権の日は1979年5月30日国連(ニューヨークにて)国際人権規約に園田外務大臣署名がある

眞◇写真を見るとこいつ人権が分かっているのかと疑問だよ、自民党が結党したのが1955年だし


場面:東京都渋谷区代々木公園ー早朝

ミハイル(眞とゲンさんの会話を聞いていた):それは興味深い話だ。でも、人権は歴史の中で常に進化してきた。日本だけでなく、世界中でね。

眞:その通りだ。人権は一つの国や時代に限定されるものではない。それは普遍的なものだ。

ポチ(吠える):ワンワン!

ユウ(ポチをなだめながら):ポチも何か言いたいことがあるみたいだね。

ゲンさん:動物にも人権があるってか?(笑いながら)

ミハイル:笑い事ではないよ。動物の権利も重要だ。私たち人間と同じようにね。

眞:そうだな。私たちが人権を尊重することで、社会全体がより良くなる。

ゲンさん:まあ、それも一理ある。でも、今日は人権の日を祝うためにここに集まったんだ。それぞれの立場から人権について考える良い機会だ。

ユウ:私たちがこうして自由に話せるのも、人権が守られているからだよ。

ミハイル:そして、私たちはそれを当たり前だと思わずに、守り続けなければならない。

眞:正しい。人権は守られるべきだし、それは私たちの責任だ。

ポチ(尻尾を振りながら):ワンワン!

ゲンさん:はは、ポチも賛成してるみたいだな。

ユウ:それじゃあ、今日は人権に感謝する日にしよう。

ミハイル:そして、これからも人権を大切にしよう。

眞:そうだな。これからも一歩一歩前進していこう。

この台本は、登場人物たちが人権についての意見を交わし、それぞれの視点から人権の重要性を認識するシーンを描いています。人権の日を背景に、彼らの対話を通じて、人権の普遍性と進化、そして社会におけるその役割を探求しています。ポチの挿入は、動物の権利に対する軽い触れ合いを提供し、ユーモアの要素を加えています。このシーンは、視聴者に人権の価値を再考させることを目的としています。

「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」