タイトル:好奇心が加速する ローリング765② 作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分

第139話Crash邦題「クラッシュ」

 

登場人物
①障がい者人気映画ブロガー愛車Look765:マサル
②ブロガー兼秘書(マサルの) ユウ マサルに密かに恋心を抱いている。ジェンダーレス
③リョウ(28)「サガン」のオーナー、愛車キャノンデール(ロード) Cannondale/(トラック)迦陵頻伽
映画に詳しく、毎週金曜日にラジオで映画コーナーを担当している。
ワールドトレードセンターの近くのオフィスで働いていた。IT関係の仕事だったよ
④ミキ(26)ユウの親友。ユウのブログの編集者兼カメラマン
⑤ミラージュ:光と闇が交錯する別次元の世界で、平和の守護者として存在している
⑥敵キャラクター:コードネーム「シャドウ」が登場します。
シャドウの「私の名前はシャドウ。あなたたちの冒険はここで終わりだ。」が決まり文句
⑦スチュワード(60)顔の左半面に傷を持つ謎の老人。宇宙人の手先としてボタンの装置を渡す役割を担う。 
⑧マックス(40) 変身願望を満たした男で毎回靴職人のミシンで修理をした靴を履き変身する
いつもご機嫌で外から覗いている
⑨カイ(30) 元プロサイクリストで現在は自転車のメカニックとして働いている。愛車はピナレロ。マサルとは古い友人で、彼のブログをいつも楽しみにしている。映画にはあまり詳しくないが、マサルのブログを通じて新しい映画を知ることができる。また、彼はマサルの自転車のメンテナンスを担当している。


○yokohamaー早朝

原文

マサル◇アメリカのような多種多様な人種が暮らす国ではまとまりがありませんね

リョウ◇監督、脚本、原案、が一括りでポール・ハギスと言うことは構成も本人でしょうね

ユウ◇アメリカの現代社会の群集劇のストーリーで
全てがクラッシュした後には個人の意見には答えがなく この映画は一人では観るものではないことが分かる

マサル◇頑な(かたくな)、頑固、が簡単にエゴになる生活状況
そこで群集劇が問題提起をする、それも各人種の不満である

リョウ◇さてⅠ因性宗教ならどうするか?私は仏教なので因縁説で考えさせてもらう
社会での面(ツラ)、家族の面、犯罪者の面、被害者の面、ここでは多面性と言う言葉が合う、多様性ではない

マサル◇多視点からの日常の人種差別や偏見を浮かび上がらせ、その向こうに人種差別の多面性は個人では解決できないことも事実と分かる
差別とは本来は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為
この映画では言語差別のシーンがよく出ましたね


場面:横浜の海岸沿いのカフェ

[カイが自転車で到着し、マサルとリョウが座っているテーブルに近づく]

カイ:おはよう、マサル。今日もいい天気でサイクリング日和だね。
マサル:カイ、おはよう。そうだね、風が気持ちいいよ。

[ミキがカメラを構えながら近づいてくる]

ミキ:みんな、今日のブログのためにいくつか写真を撮らせてもらってもいい?
ユウ:もちろん、ミキ。マサルのブログは君の写真があってこそだからね。

[突然、空間が歪み、ミラージュが現れる]

ミラージュ:警告する、シャドウが動き出した。今こそ、光と闇の境界を守る時だ。

[スチュワードが不意に現れ、マサルに小さな装置を手渡す]

スチュワード:これを使えば、シャドウに立ち向かえる。だが、使う時は慎重に。

[マックスが靴を履き替えながら登場]

マックス:さあ、みんな!変身の時間だ。この靴を履けば、僕たちは普通じゃない力を発揮できるんだ。

[シャドウが現れ、冷たい声で宣言する]

シャドウ:私の名前はシャドウ。あなたたちの冒険はここで終わりだ。

[ユウがマサルの手を取り、決意を新たにする]

ユウ:マサル、一緒に戦おう。私たちの絆はシャドウには勝てない。

[全員が装置を手にし、シャドウに立ち向かう準備をする]

リョウ:映画のように、最後はいつも善が勝つ。今日もそのストーリーを作り出そう。

[カイがピナレロを指さし、決意を表す]

カイ:このピナレロはただの自転車じゃない。僕たちの勇気を乗せて、シャドウを追い払うんだ。

[ミキがカメラを構え、記録を始める]

ミキ:この瞬間を世界に伝えるよ。マサルのブログを通じて、勇気と希望の物語を。

[ミラージュが光を放ち、全員を強化する]

ミラージュ:光の力を授けよう。シャドウの闇を払うのだ。

[全員が力を合わせ、シャドウに立ち向かう]



この台本は、登場人物たちの個性や背景を活かしつつ、物語のテーマである「光と闇の交錯」を表現しています。登場人物たちがそれぞれの役割を果たし、団結して敵に立ち向かう様子を描いています。


[シャドウが一人で暗い部屋に立っている。壁には世界各地の地図と複数の画面があり、彼の計画の進行状況を示している]

シャドウ:(独り言)私はただの悪役ではない。私には理由がある。この世界はバランスを失っている。光が強すぎれば、影は深くなる。私はその影、必要な闇だ。

[ミラージュがシャドウの前に現れる]

ミラージュ:シャドウ、あなたの心にはかつて光があった。なぜ闇の道を選んだのか?

シャドウ:ミラージュ、私は理解されていない。私の目的は混沌ではない。秩序だ。真の平和は、光と闇の完全な調和から生まれる。

[シャドウが過去を振り返る]

シャドウ:私はかつては英雄だった。しかし、人々は私を恐れ、排斥した。彼らは私の力を理解せず、私を闇に追いやった。

[シャドウが立ち上がり、決意を新たにする]

シャドウ:だが、私は諦めない。私の使命は、この世界に真のバランスをもたらすことだ。そして、それが達成された時、私は再び英雄となる。



シャドウのキャラクターは、単なる敵役ではなく、彼自身の信念と目的を持っています。彼は自分の行動に正当性を感じており、世界にバランスをもたらすために闇の力を使っています。この追加の台本は、シャドウの内面と彼の葛藤を描き出し、物語に深みを与えることを意図しています。


場面:横浜の古い倉庫街

[マサルたちはシャドウとの戦いの後、一時的に退避している]

マサル:シャドウは思っていたよりも強力だ。私たちの力だけでは足りないかもしれない。
ユウ:でも、諦めてはいけない。私たちにはまだ秘密兵器がある。

[ミキが新しい装置を取り出す]

ミキ:これはスチュワードからもらった最新の装置だ。これを使えば、シャドウの力を一時的に封じることができる。

[カイがピナレロを調整しながら話す]

カイ:自転車だけでなく、私たち自身もアップグレードする時だ。新しい装置を使って、シャドウを追い詰めよう。

[リョウがラジオで情報を集めている]

リョウ:シャドウの動きを探るために、街の情報網を使ってみる。何か手がかりが見つかるかもしれない。

[ミラージュが現れ、警告する]

ミラージュ:注意して。シャドウはただの敵ではない。彼には多くの手先がいる。そして、彼らはすでに動き出している。

[突然、倉庫の扉が開き、未知の敵が現れる]

未知の敵:私たちはシャドウの使者だ。あなたたちの光は、ここで消える。
 

「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」