タイトル:好奇心が加速する ローリング765② 作成者 中馬寛泰
ジャンル:ヒューマンドラマ
時間:60分
ページ数:?
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第83話Mary Shelley邦題「メアリーの総て」


○yokohamaー早朝

登場人物
①障がい者人気映画ブロガー愛車Look765:マサル
②ブロガー兼秘書(マサルの) ユウ マサルに密かに恋心を抱いている。ジェンダーレス
③リョウ(28)「サガン」のオーナー、愛車キャノンデール(ロード) Cannondale/(トラック)迦陵頻伽
映画に詳しく、毎週金曜日にラジオで映画コーナーを担当している。
ワールドトレードセンターの近くのオフィスで働いていた。IT関係の仕事だったよ
④ミキ(26)ユウの親友。ユウのブログの編集者兼カメラマン
⑦スチュワード(60)顔の左半面に傷を持つ謎の老人。宇宙人の手先としてボタンの装置を渡す役割を担う。 
⑧マックス(40) 変身願望を満たした男で毎回靴職人のミシンで修理をした靴を履き変身する
いつもご機嫌で外から覗いている


マサル◇Mary Shelley邦題「メアリーの総て」

ユウ◇ホラー/スリラーではないところかな

リョウ◇R12指定はキスシーンでしょうね

マサル◇ゴシック小説「フランケンシュタイン」を生み出した女性作家メアリー・シェリーの半生だ

マックス◇中世の青春映画か、楽しみだな

ユウ◇男たちの世界で贅沢な生活と自由を手にし、赤ん坊を生んで幸せを手にいれることになったメアリーだが子供を死なせてしまう

○そして死んだ娘への蘇生願望から「フランケンシュタイン」の小説を書く

マックス◇「フランケンシュタイン」を読んだ大衆はいずれ彼女の存在が伝わるのでないか、そう匂わせて映画は終わる

○人生に意味がない、神のような超越者を仮定した考え、まさに不条理主義の生の意味ですね



シーン1: 横浜の海岸沿い - 早朝



カメラは静かな海と空の境界をなぞるようにパンする。マサルはLook765をこぎながら、海岸線を走っている。

マサル(心の中で): この静けさの中で、メアリー・シェリーの苦悩を感じる。彼女の創造したフランケンシュタインは、私たちの内なる怪物を映し出しているのかもしれない。

ユウはマサルを遠くから見つめている。彼/彼女の表情は複雑だ。

ユウ: (心の中で)マサルはいつもそんなに考え込んでいる。私の気持ちに気づいてほしいけど、彼/彼女の心はいつも映画の中にある。

シーン2: サガンのカフェ - 昼

リョウはカウンターでコーヒーを淹れながら、ラジオの準備をしている。

リョウ: 今週の映画コーナーはメアリー・シェリー特集だ。彼女の生きざまは、まるで現代の私たちに問いかけているようだ。

ミキはカメラをセットアップしながらリョウに同意する。

ミキ: メアリーの物語は、時間を超えて共感を呼ぶわ。彼女のように、私たちも自分の物語を生きているんだから。

シーン3: 謎の老人スチュワードのアパート - 夜

スチュワードは古い写真を眺めながら、ボタンの装置を手に取る。

スチュワード: この装置が、過去と未来をつなぐ鍵だ。メアリー・シェリーが夢見たような、時間を超えた創造が可能になる。

シーン4: マックスの靴工房 - 夜

マックスはミシンで靴を修理しながら、自分の変身を夢見る。

マックス: メアリーは自分の創造物に命を吹き込んだ。私も、この靴を通じて新しい自分を見つけるんだ。

この台本は、登場人物たちがそれぞれの方法でメアリー・シェリーと彼女の作品について考え、自分自身と向き合う様子を描いています。各シーンは、彼らの内面の世界と外の世界との関連性を探求することを目的としています。




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映画「メアリーの総て」は、メアリー・シェリーの生涯と彼女が「フランケンシュタイン」を書くに至った経緯を描いた作品です。


シーン3: 映画館の中 - 上映前

ユウ: (ボタンを手に取りながら)これを押すと、本当に映画の中に入れるのかな?

マサル: そうだとしたら、メアリー・シェリーの世界を体験できるのは素晴らしいことだ。

リョウ: (興味深そうに)映画の中で、彼女の感情や思考を直接感じることができたら、もっと深く理解できるだろうね。

ミキ: (カメラをセットアップしながら)もし映画の中に入れたら、その瞬間を撮影したいな。

シーン4: 映画の世界 - メアリー・シェリーの家

マサル(映画の中でメアリーに会いながら): あなたが直面した困難は、どのようにして乗り越えたのですか?

メアリー・シェリー: 私の人生は、愛と喪失、創造と破壊の間で揺れ動いていたわ。それら全てが、私の作品に影響を与えたの。

ユウ: (メアリーの強さに感動しながら)あなたのように強くありたい。

シーン5: 映画館のロビー - 上映後

マックス: (変身後の姿で)映画の中でメアリー・シェリーと対話できたなんて、信じられない体験だった。

ユウ: あのボタンは、ただの映画鑑賞以上のものだったね。私たちの心に深く響く体験を提供してくれた。

リョウ: (感慨深く)メアリー・シェリーの生きた時代を体験し、彼女の作品が生まれた背景を知ることができて、本当に良かったよ。

マサル: (感謝の意を込めて)スチュワード、あなたのおかげで、私たちはただの観客ではなく、物語の一部になれたんだ。

このように、映画はキャラクターたちがメアリー・シェリーの世界に没入し、彼女の人生と作品について深く探求する旅を描いています。映画の中での体験を通じて、キャラクターたちは自己発見と成長を遂げ、観客にも同じような感動を与えることを目指しています

「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体、地名などとは関係はありません。」

台本を書くには、以下のステップを踏むことが一般的です:

①アイデアの発想: 物語のコンセプトやテーマを考えます。
②プロットの構築: 物語の大まかな流れや重要な出来事を決めます
③キャラクターの開発: 登場人物の性格、背景、関係性を詳細に作り上げます。
④シーンの設計: 物語を構成する各シーンの概要を決定します。
⑤台本のフォーマット: 正しい台本のフォーマットに従って、セリフやアクションを記述します。
⑥ダイアログの作成: キャラクターの声に合ったセリフを書きます。
⑦リビジョン: 台本を何度も読み返し、改善点を見つけて修正します。

台本を書く際には、キャラクターやシーンに深みを持たせるために、詳細な描写やキャラクターの感情を丁寧に表現することが重要です。また、視聴者が物語に引き込まれるような、興味をそそる展開を心がけることも大切です。