朧の花嫁 かりそめの婚約は青く、甘く

いなせ多希/みちふむ【34話まで配信中】

 


【作品情報】

大正時代のお話。

元華族 伊知地家の長女「清子」は生まれつき顔に大きな痣が。

 

事あるごとに妹と比較され、家族からは使用人扱いされている日々。

清子の痣は人に恐れられ、

外出には気を使い、

人目を避けての生活。

 

そんな清子へ結婚の話が・・・・


この家にはいらない娘、

恐らく厄介払い・・・・

お相手がどんな方でも受け入れなければ。

 

清子が覚悟を決め、

向かったお相手のご自宅。

お相手は結婚する気がないとの事で雪の降る中を追い出されてしまいました。

 

追い出した後、

今まで見合いした相手とは違い、

清子の心遣いを感じた朔弥は話を聞かずに追い出した罪悪感が。

 

最終的に弱っている清子を自宅で養生させます。

名家の令嬢にしては不可解な点が多いので清子の家の調査を信頼できる人物へ依頼。


自信のない清子を不憫に思うと同時に清子に惹かれていきます。

 

小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「朧の花嫁」のコミカライズです。

 

 

 

【感想】

先が気になる&危険な場面や、

やるせない気持ちになるシーンもあり、

少しドキドキしてしまう場面の多いお話です。

 

ストーリ上、

どうしても清子の痣がネックになり、

色々な事が起きますが・・・・・・

登場人物の人間性が垣間見ることができ、

勉強になります。

 

現実でも気持ち悪いと思ってしまったり、

怖いと思うのは、

やむを得ない。

 

でも、目先にとらわれず、

偏見のフィルターはない方が視野が狭まらない。

極めて簡単な事ですが、

何事においても、

多少の先入観が思考の邪魔をします 。


読み進めていけばいくほど清子の心意気、勇気に感服。

 

34話まで進んでいますが・・・・

清子が頑張っています。

潜入捜査のようなので心配・・・

どうか、酷い事が起きませんように・・・・・


【絵】

表情がわかりやすく描かれています。

 

清子の痣をあまり感じないぐらい清子の美しく、健気な人間性が絵から垣間見ることができます。

 

朔弥が素敵に描かれていて、眼福(笑)

朔弥清子を大切にしている場面も素敵OK

 

とても楽しい時間が過ごせました‼