【ミスター味っ子】寺沢大介
【単行本全19巻】
【作品情報】
日之出食堂は母と陽一、2人で営む大衆食堂。
日本料理界の重鎮、味皇、村田源二郎が吸い寄せられるように入った定食屋が日之出食堂。
まさか・・・・
子供が作る料理???
先ずはいただいてみよう。
オーダーしたのはカツ丼。
激厚のカツはどのように揚げたか?
衣もただの衣ではない・・・・
陽一の料理に驚いた味皇。
味皇との縁もあり、陽一はひょんな事からスパゲッテイ勝負をはじめ、味を求め次々と料理の勝負に挑むこととなります。
【感想】
正に少年グルメ漫画の王道。
味皇の反応が面白くて、
勿論、美味しそうな漫画だったので大好きでした
味皇の真似をクラスの誰かがしていたような気がします(笑)
実際、大人になってみて料理をするようになり参考にした事もあります。
やはり第1話のカツどんの話が一番印象的。
私は高校生になるまでカツやカツ丼が嫌いでした。
思春期になり、ようやく口にしましたが・・・・
好きになるにはもう少し時間がかかりました。
カツ丼をオーダーするようになったのは30歳を超えてからです。
なんで嫌いだったのか???
今では信じられませんが、
カツの衣の油の香りが嫌いだったのかもしれません。
近所で評判のカツ専門店ではラードで揚げていたと思います。
子供にはラードの香りが強すぎたのかな?
今は年齢の割に栄養過多と言われようが・・・・・・・
昭和世代の私にとって揚げ物は御馳走なので
好んでいただいております
【絵】
昭和らしい、少年漫画です。
味皇の大袈裟な表現が豊か過ぎてコメディになっていると感じていました
食材や料理の絵は本当に香ってくるようにおいしそうに描かれています。
とても楽しい時間が過ごせました‼