限界夫婦 きづきあきら/ サトウナンキ
【コミックス版は全2巻/15巻完結】
【作品情報】
浮気、不倫、家事、セックスレス、子育ての不平等、嫁姑問題。
離婚届を書くか?書かないか?国内で約3000万組の夫婦が考えているそうです・・・
桜と大輔、隣の家の雪村夫婦。
それぞれの夫婦が直面している悩み。
どこの夫婦にでもある少しの行き違いが悩みになり、
隙になり・・・・
気を付けなければいけないのは、
パートナーでも他人でもなく自分の気持ち。
【感想】
偶然とはいえ、雪村夫婦が都合よく引っ越してきました
大輔の行動や思考の甘さに『あ~あ・・・・』と何度思ったか
私なら大輔のような男性は絶対に何があっても近寄らない。
桜はよく結婚したなぁ・・・・
あの手の大輔のようなタイプ、
仕事上の絡みがある場合は線を何重にも引いて
できるだけ自分の存在感を消します。
本当は違うけれど、「少しからかっただけ」とかありますが・・・・・・
意図的も無意識だとしても、下手に絡んだり攻撃してくる人は基本スルーしたい。
でも、ムカッときたら口から何かこぼれちゃうかな?言い返すかな?(笑)
最近は年齢も重ねてきたので・・・
それに向き合う時間がもったいなくて
貴重な時間=寿命なので、時間は自分の娯楽の為に使いたい
今回の漫画は夫婦間の精神的、
経済的パワーバランスもキーになっているお話です。
最後が明るい方向へ行きそうなので後味は悪くないです。
雪村さんが気持ちを汲み取ってくれる男性で良かった!
雪村奥さんはある意味、自由
結婚もパートナーも必要なさそう。
縛られる必要がないと彼女の特性がより一層発揮されそうです。
12巻で完結ですが、2年後、5年後の話も先のお話を読んでみたい!
【絵】
はじめは少し子供っぽい絵のように感じましたが
感情がとてもよく伝わってくる絵でした。
特に修羅場っぽい場面の描かれ方が臨場感があり印象に残ります。
とても楽しい時間が過ごせました‼