数年前、うつ症状で家から出られなくなった。
その頃8畳くらいの部屋に住んでいた。中心にはお気に入りのテーブルと椅子。木の感触と優しい色合いが好き。家の中で一番落ち着くエリアだった。
椅子に座りすごく長い1秒1秒が過ぎるのだけをただ待つ。1日が無色で終わる。毎日がそんな感じだった。
そんな時期にプレゼントしてもらったのが、旅本でした。
「ちょこ旅 瀬戸内」著者:松鳥むう
本を開いてすぐのページ。
しまなみ街道の手書きの地図をずっと眺めてました。
読むわけでもなく、むうさんのイラストを眺めてました。
その!!!
「松鳥むうさん(むうさん)」と今日、我が家で打ち合わせをしたんです![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
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念願のサインもいただきました。
※打ち合わせの内容は近日お知らせしますね。素敵なプロジェクトに参加させていただきました。
たくさんおしゃべりをして、一緒に笑っていたら、むうさんから嬉しいご提案をいただいたのです。
むうさんのラジオ出演のオファー!
「まるちゃんって何者なの!?」
「よく『なんとなく』って言っているよね。流れのままに生きておもしろいことが起きてる方法や、普通となんか違うまるちゃん的主婦の話、聞かせて!」
わたしの楽輝(ラッキー)な生き方に関心を持ってくださったんです![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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夢に向かって突き進むむうさんからのありがたいご提案に、恐縮する嬉しさでいっぱいになりました。
(ラジオ公開されたら、みんなにシェアしますね)
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今、いつもの家で、余韻を感じています。
打ち合わせをしたテーブルと椅子。
かつて8畳の部屋の中心にあったもの。
「そうだ、これは、あの頃から変わらない。
ずっと変わらず、わたしと共にいる」
わたしの中の接続がうまくいかなくなった時も
世界が全て、わたしの敵のように思っていた時も
勝手に込み上げてくる悔しさに辛かった時も
一緒に過ごしてきた。
だから、悲しい思い出の一部になっていた。
最近、このテーブルが見ている風景は、楽しい打ち合わせばかりだ。
ウキウキするプロジェクトも、旦那さんと笑い合うときも。
気づいたら、わたしの楽しさや温かい記憶の真ん中に、テーブルがある。
わたしのパワースポット。