友人のコピーバンド姿を、
羨望の眼差しで見ていた私ですがーーー
「高校受験」という、大きな壁にぶつかります。
担任の先生から、
「今の成績じゃ、公立高校は難しい」
「仙台育英と東北高校は、何とかなりそうだけど、
本気で頑張らないとそこすら、危ねーぞ!」
そう言われたんです。
もちろん、三者面談だったもんで、
母親もガッカリしていました。
その晩、父親と母親。
三人揃って、家族会議にもなりました。
父親は、既に呆れ顔で…
母親が、私の成績の悪さに見かねて、
「オラ、情けね~でば!」と言っていました。
そこで、ふと思ったのです。
なんか、無性に悔しいなと…
私には、4つ離れた姉がいます。
親戚からいつも、
遠回しで比べられていたのを覚えています。
「お姉ちゃんは、しっかりしてて立派だね~。」
「●●君は、落ち着きないね~」
ってな感じで…
簡単に言うとーーー
姉はしっかり者。
弟はボンクラ。
親戚には、こんなイメージが確立されていたんです。
またーーー
「学費の安い公立高校に行けない奴は、親不孝者だ!」
ということだけは、知ってたんです。
(あまり興味ありませんでしたが…)
ってことは…
このまま行けば、
間違いなく「親不孝コース」へ直行です。
何でかわかりませんが、
「それだけは、許せん!」
という自分がそこで出てきたんです。
せめて、姉貴よりもランク上の高校に合格すれば、
「 ボンクラのイメージ」
「ドラ息子のイメージ」
コレをブッ壊せるんじゃないか?
幼ながら、そんな野望を抱いちゃったんです。
そこで、どーしたか?
ある「秘策」に打って出ました。
ちょっと前にーーー
母の友達の娘が学力UPに成功したという、
「ある教材」の話を聞いてたんです。
それが心のどこかで、ずっと気になっていたんで、
こーなったらアレを試してみよう!
と思ったんです。
かなり追い詰められた状態でもありましたしね。
「母ちゃん。頼みがある!」
「前に言ってた、●●の教材をやらしてけれ!」
そー言って、人生初とも言うべき、
「自己投資」というのを経験しました。
半年間、その教材一本に絞り…
メチャメチャ勉強しました。
「東の方角で勉強すると良いらしい」
そう母が聞いてきたんで、速攻で二階から全ての私物を移動してきて、
陣形を整えました。
身体のリズムを作るために、
朝早くに起きて勉強したり。
身体がなまってしまうといけないので、
筋トレとストレッチもかかせませんでした。
5教科で「5時間」だもんで、
それ以上は、ずっと机に向かっているわけですもんね。
そんな甲斐あってか、
みるみる成績があがっていきました。
担任の先生も、ビックリです。
「平均80点以上とれるようになったな!」
「どんな勉強してんだ?」
・仙台育英
・東北高校
この2つの試験も、何とか突破し、
いわゆる「すべり止め」という枠の確保に成功!
その後も、弱点だった算数の「証明問題」の強化に励み…
無事、志望校に合格することができました。
親戚からは。。。
「どこ探しても新聞に載ってねーから、落ちたと思ったわ!」
「まさか、あの高校に受かるとは誰も思わねーっちゃ!」
「よく頑張ったな~」
という言葉を頂きました。
いい意味で、期待を裏切る事ができて、
ホントに良かったですね。
しかしーーー
そんな大変な思いをしてまで、入った私の高校生活は、
けして華やかなモノではなかったのです・・・