
日本の民法学の権威。我妻 栄先生の生家にお邪魔しました。
小雪さんに案内して頂きましたm(__)m
民法提要。
学生の時、総則から相続編まで。
ひたすら読み耽った時期が在りました。
文章は解りやすく簡明。
善良な人が泣かされたり、酷い目に遭わないように導く、結果の妥当性と精緻な論理に、ご飯も寝る事も忘れて没頭したものでした

その憧れの我妻先生の生家に入らせて頂きました
m(__)m
偉大な先生のお家の中も外も、写真を撮るのは無礼と思ってますので、撮してません

我が家の伝統の朝顔です


先生の原稿の文字は几帳面。
優しさ溢れる文字。
人柄が滲み出て居ました


お家に入る瞬間から火事の匂いがしました

蔵は勉強部屋。
よく火事を逃れたなぁと勝手に何度も呟いていました


小雪さんの庭の団十郎



我妻先生の生涯を短く表したビテオを拝見しました。
やはり火事に遇ってた

大正八年の米沢大火と思うのですが、お殿様で在る上杉伯爵邸が焼失。
米沢城下の大半が焼失した大火でしたが、何と
我妻先生の生家は我妻先生の母上様の教え子達が、懸命に消火して、一軒だけ無事だったのです

小雪さんの庭の伝統の朝顔

普通は大火の場合は消火は無理とされて居ます。
理由は消火する人が一分も経たない内に火だるまになるからです


最初から命を捨ててる人が数百人居て、焼失する人が続出して、それでも消せたら奇跡です

私事ですが、戦時中、鬼畜米国は焼夷弾を無数に民間の家に落とし、何の罪も無い年寄りや女子供や妊婦を焼死させる大虐殺をやった訳ですが、阪神間にも大空襲で焼夷弾を落とし、見渡す限りの焼け野原になりました


たった一軒。
祖父の病院
だけ、焼夷弾の直撃を免れ、近所の無数の人達が自分の家が燃えてるのに駆け付け、火だるまになりながら消火活動をして、延焼を免れましたm(__)m大火では普通は家は残りません

我妻先生のお家は余程の徳を積まれて居たと思いました。

曲水の宴。
ビテオの最後は、池を造る時は、川から水を引かずに、井戸を掘りなさい
とお話されてました。安易に流されず、基礎から学び、どんな世界で在っても、人から頼られ任される人になりなさい

胸に滲みるお話でしたm(__)m

米沢の能舞台。
佳い雰囲気です



江戸時代から続く米沢のお蕎麦屋さん。
連れて行って貰いました



美味しかったです



有難うございましたm(__)m

お蕎麦屋さんの由来。
米沢。
歴史と伝統が今に息づく町。
古くて新しい町。
奥が深いです


取り合えずこの辺で


明日も素敵な一日をお過ごしください


ではまた。