昨日で石垣島に移住して丸5年が経ちました。45歳まで1週間という年齢でした。来週の29日はついに大台の50歳です・・・。
今から思えば、もう少し早く石垣島に移住すれば良かったと思います。
30歳の時に石垣島への移住を考え出し、決断するのに約15年かかりました。やはり石垣島ではお金が稼げる仕事が少ないので、将来の生活の不安を考えてしまい踏み切れませんでした。田舎暮らしの移住を考えている人は、そこがネックになっている人が多いのじゃないでしょうか・・・多分。
私が移住する事を決断して、報告すると同世代より若い世代は「うらやましい」「おめでとうございます」と言ってくれました。でも親をはじめ年配世代は「仕事を辞めるのもったいない」「定年してからでもいいじゃない」「生活できるの」「暇じゃない」とネガティブな言葉ばっかりでした。
私は世間一般で良い会社と呼ばれる会社で働いていました。35歳の時に会社合併になり、今までの退職金と給料が下がる分の補償金額をもらえる事になりました。早期退職は年齢が該当しませんでした。その時、まとまったお金が入る予定だったので移住を真剣に考えました。ところが、何故か私は合併のどさくさにまぎれて管理職に抜擢されてしまい給料が上がってしまいました。予定していたお金がもらえなくなり、もう少し働く事になったわけです。
お金と時間どちらが大事?とよく考えます。どちらも大切ですが、私が感じるのは時間の方が大切です。
体が動く時に石垣島で過ごす時間と定年してから過ごす時間は全然違います。今だから自然を楽しめるし、馬も飼える、野菜作りも頑張れます。今の生活スタイルを過ごしているとお金もあまり使いません。住居さえあれば十分生活していけます。60歳から移住される方も多いですが、体を壊し、専門医がいない石垣島では大変と言う理由で、10年もしない間に内地に帰られる方が多いです。若くして移住する方も多いですが、給料が安く生活が安定せず内地に帰られる方もいます。
正解はないですが、私の考えは移住するなら内地で社会経験をつみ、お金を貯めて、35~40歳で移住するのがベストだと思います。
10年以上働けば、社会経験もつめるし、計画していればそれなりのお金もたまります。それに30代は体がバリバリ動きます。何でも出来ます。
長々と書いてしまいました。