「おにーちゃん朝だよー」
・・・・間抜けな声が耳に入った
その声は聞き覚えのある声だった
「おにーちゃん、ほら、はーやーくー」
また耳に入った。俺はその声を幻覚と信じもう1度寝ようとすると-
「てめぇさっさぁ起きろやああああああああ」
額に右ストレートが綺麗に決まった。
あまりの痛さに飛び起きるとそこには見慣れた弟の姿があった。
「やっと起きやがったか、変態。」
そう言い捨てると、
「ったく血のつながった弟に「おにーちゃん」とか呼ばせやがって・・・・・。」
・・・・着替えを顔面に投げつけてきた。
「さっさと着替えろよ。今日は月に一度の買い物の日なんだからな」
・ ・
そう言って女装した弟は出て行った。
ああ、そうか今日はその日だったか。
道理であの引きこもりが張り切ってるわけだ。
俺はTシャツとジーパンと言うなんともダサい格好に着替えると
弟が待つ居間へと早足で駆けていった。
何を買おうか。ちょうどペンタブが切れていたな-などと考えていると
「はやくしろよーおいてくぞー」
・・・・・弟の男にしては高い声だ
「少しくらいまてねーのかよ。」
なんて言って下へと降りていった。さわがしいやつだ。