雨の日曜日。
 
 TVのない生活をしていると、他人の会話から今世間の耳目を集めているものがなんであるか?窺い知れます。
 
 地震とダウンタウン松本さんと自民党。
 
 おおよそ、ニュースorワイドショーの時間を割いているのはこんなラインナップかなと思われますが合っていますでしょうか?
 
 そういえば、TVではいまだにコロナも流行っているみたいですねぇ…。
 
 
 
 
 元競輪選手の「運動家_ヤスタ」です!
 
 
 
 

大人になると動脈も老化して硬くなり、血液を先に送る力が衰えます。そこで、体は、年をとるほど血圧を上げようとします。

「医者に殺されない47の心得」近藤誠 p41~42

 
 
 
 運動家らしく體に関することとして、今回は血圧のおはなしをしてまいります。出来る限り解りやすく簡潔に記します。
 
 
 
 今回ヤスタがお伝えしたいのは以下の二つです。
 
 ・基準値の嘘
 
 ・高血圧は栄養で改善できる
 
 
 
 血液を循環させる目的は「細胞に酸素栄養素を運ぶこと」です。 脳は心臓よりも高い場所にある(臥位は除く)ため、重力の影響も相まって圧が上がるのは必然であります。冒頭の引用どおり、加齢とともに血管が硬くなり血圧が高くなるのには意味があります。
 (風船を膨らませるときの柔らかいゴムと硬いゴムをイメージすると解りやすいかと)
 
 であるならば…
 
 日本高血圧学会による高血圧の診断基準…140/90mmhg以上がおかしいことに氣づきませんでしょうか?
 
 
 
 ある記事を抜粋します。
 
 
 「脳出血死亡は51年に95%を占めていたが、現在は20%台で横ばいになっている。現代は栄養状態もよくなり、血管が丈夫になって破れにくくなったと考えられている。」
 
 「脳梗塞は血圧が低いときに起きる疾患です。脳の血管が詰まりかけたとき、血圧を上げて血栓を押し流そうとしているのに、薬で血圧を下げたら命取りになります。」
 
「180/110以上の人で脳梗塞による死亡率が、降圧剤を使わない人より約5倍も高くなった
(福島県郡山市で降圧剤治療を受けている約4万1千人を対象に6年間、追跡調査 大櫛陽一氏)
 
 
 ・脳出血死亡率
 ・血圧を下げると脳梗塞のリスク、死亡率5倍
 
 
 脳卒中の危険因子と謂われる高血圧ですが、上記の内容と、年齢とともに血管が硬くなることを踏まえると、現行の基準値に整合性がとれないことが見て取れます。
(※低すぎる&一律はあり得ない)
 
 
 
 そうは言っても氣になるという方は、 前出の大櫛陽一氏による(70万人調査でわかった)年齢別、男女別の新基準値のご自分の年齢の欄をご参照ください。
 
 基準範囲…この範囲で特に異常がなければ、医師の治療を受ける必要はない
 
 目標範囲…基準範囲であれば問題はないものの、できれば生活習慣を改善することによって、この範囲を目指すことが勧められる
 
 
 

 
 
 
 
 それでも基準範囲外の方には…
 
 〔高血圧は栄養で改善できる〕
 
 
 血管の弾力を担っているのは…エラスチン※年齢とともに減少、補酵素としてビタミンB6
 
    強度を担っているのは…コラーゲン(補酵素としてビタミンC
 
 エラスチンが年齢とともに減少するところをみると、加齢とともに血管が硬くなるのも肯けるかと思われます。
 
 エラスチンもコラーゲンも材料は…タンパク質!
 
 (※51年以前に脳出血が多かったのはタンパク質が不足していたためと推測します)
 
 高齢者は肉をあまり食べないイメージがありますが、実際にまったく摂らないという方を目の当たりにしておりますが、脳梗塞を患っていたり、慢性的に体調不良であったりと元氣ではない印象があります。
 
 
 

 ・高タンパク+ビタミン摂取(※タンパク質を作るにはビタミンの助けが必要なためビタミンは必須)

 

 ・油脂の見極め(摂っていい&摂ってはいけない油脂を理解する)

 

 ・マグネシウムの積極的摂取(カリウムとの摂取比率を2:1に、天然塩や豆腐、納豆などカリウムは血管収縮、マグネシウムは血管拡張)

 

 

 

天然塩についてはこちら↓

 

 

 

 いつものことながら、なにを摂らないか?が大事ですので加工食品コンビニ食ファストフードなどを極力避けるように心掛けましょう。

 

 

 

 以上のようなことに氣をつけていただければ、血圧はコントロール可能かと思われます。

 

 

 

 

~運動は血管拡張する~

高血圧の人、悪玉コレステロールの値が高い人、あるいは完全に症状の出ている冠動脈疾患を抱えている人は、週に一五〇分以上の運動をすると若干の効果が得られ、それ以上の運動をすれば、さらなる効果が得られる

「運動の神話〔下〕」ダニエル・E・リ-バ-マン p192

 

 
 
 【まとめ】
 ・血圧は上がるべくして上がっている
 ・高血圧を改善するのなら内服(降圧剤)より栄養改善推奨
 
 
 
 【ヤスタの見解】
 冷静になって考えていただきたいのですが、薬を飲み続ける、病院に通い続けるというのは「治った」とは言えないですよね?まっとうな医師ならば、「はい、もう受診しなくていいです!」このセリフが口をついてでる筈です。病院は、医者は、ずっと薬を飲んでほしいのです。ずっと通い続けてほしいのです。これに氣づけない方があまりにも多いのが医療費の膨大につながっていると思われます。
 
 
 
「カネの流れを追えば世の中が見えてくる」という例

たとえば05年に作成された、高血圧の基準も含む日本版メタボ診断基準の作成委員会メンバー。そのうち国公立大の医師11人全員に、2002~04年の3年間に高血圧などの治療薬メーカーから合計14億円もの寄付金が渡っています。

「医者に殺されない47の心得」 近藤誠 p43

 
 
 
 薬を飲む、その前に…。
 
 
 
 

カバーイラスト
 
 
 
 
 今回も最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました♪