台風が接近していて、おそらく明日は部屋の中に閉じ籠りとなるでしょう、おかげで2日間ポッカリ空いてしまいました…。雨がキライ、湿気がキライ、台風がキライ!ついついネガティブな言葉をならべがですがやはりワクワクするように明るくありたいと思います♪元競輪選手のトレーナー安田壱也です。

 
 早速前回の続きをば!

 ~「宿泊研修」の終盤に僅かにクラスに認知された私は競輪学校以来の机に向かっての授業をスタートさせます。

 授業の1回目はどの教科ともに講師の先生と私達生徒の自己紹介に時間を費やし、2回目から本格的な勉強へと入っていきます。

 以前にも触れましたが私の学科は「AT科(アスレティック・トレーナー科)」であります。

 ATとはなんたるか?といったことをどの先生も各々の見解を述べます。要約すると

 「スポーツ現場に帯同し、選手が受傷した際にドクターの代わりに評価、処置し病院受診の判断を下す。他に競技復帰までのリハビリ(アスレティック・リハビリテーション)やケガの予防とコンディショニングを担当と業務は多岐に渡ります。

 ※他に栄養についての知識も必要

 言ってしまえば「なんでも屋」でしょうか?なんでも出来なければなりません。

 「あれは出来ない」「これなら得意」という訳にはいきません。浅く広くの知識が求められます。

 「こういうと知識浅いの?ダメじゃないか?」

 そんな声が聞こえてきそうですが、実際には浅くはなく、知識量はもの凄いです(-_-;)

 
 なんといっても医学的知識がなければなりません。緊張はしているものの、なにかフワフワしながら授業を受けていた私は

 「ATカッコいいな!」

 と気づきはじめました。

 「難関の資格に本気で挑んでみようか!」

 ※元来AT科はATを取得するための学科でありますので挑むもなにも受験は必須です(-_-;)

 柔整、鍼灸の学校に入って目指さない人はいませんよね?

 1年次のはじめはこんな温さでした(*_*)


・機能解剖学
・スポーツ医学
・スポーツ生理学
・スポーツ栄養学
・体力測定評価法
・スポーツ心理学
・救急救助法
・トレーニングの理論と実際
・パソコン実習
・スタジオトレーニング
・トレーナー実践
・トレーニング実技
・テーピング
・成功の法則


 1年次の教科です。


 皆さんも学校の勉強で好きな教科、嫌いな嫌いな教科があったと思います。

 私が好きな教科は

・機能解剖学
・スポーツ医学
・トレーニングの理論と実際(※世間一般にトレーナーとみられる職業はこの知識を指します)

 でした。

 機能解剖学(解剖と名がついているため人体解剖と勘違いされます…)はトレーナーとしてこれが解ってないと仕事にならない必須の知識であります。お医者さんはじめ治療家(柔整、鍼灸等)もPT(理学療法士)さんも身体の専門家は皆、当たり前に身につけるべき基礎となります。

 その基礎となる機能解剖学の最初で躓きます。最初に学ぶのは

 「足の骨」

 「踵の骨=踵骨(しょうこつ)」「舟の形をしている=舟状骨」「中足骨」etc.………???

 でした…。

 今でこそ、足に興味があり歩行やその他に影響を及ぼすこと等を深く学んでいる私ですが、この頃は全く興味がなくおぼえるのに苦労しました(-_-;)

 興味があったのはやはり

 「筋肉」

 現役中ウェイト・トレーニングに勤しんでいたため筋肉の名称についてはおぼえがありました。

 骨をおぼえて→骨と骨を繋いでるのが関節→関節を動かすのが筋肉

 おぼえるならこのような順番でしょうか?

 他に神経、靭帯と盛り沢山であります。

 どうやって興味が涌いてきたか?


 スポーツ医学やトレーニングと繋げて考える!でした。

 この関節がこう動いてこの方向にいくからこの外傷、障害につながる、このトレーニングの時にこの筋肉が収縮してこの関節な伸びて…

 ケガやエクササイズのメカニズムが理解出来て楽しく愉しく学べました♪

 

 もう1つ好きな教科ではないですが、最も必要な知識

・救助救助法

 の授業で故松田直樹(サッカー元日本代表)さんと一般の方の映像を観ます。救急の際のAEDの重要性を学びます。私を含め映像を観ているみんなが少し暗い雰囲気になります。
 
 スポーツ現場に帯同するというのは生半可な気持ちではやれないんだな…

 そんなような感想だったような…

 救急救助法で講師をしていただいていたM先生(例によりご本人の了承を得ていないため登場人物はイニシャルで(-_-;))。このM先生のなんともソフトな語り口、偉そうな態度のない感じが私にはとても好印象でこの先生の師匠にあたるN先生はどういうトレーナーさんなんだろう?そんな興味がありました。

 そして、関連施設実習という外部のスポーツ現場での実習(アメフト、ラグビー、サッカーetc.)があるのですが、その実習先の中にN先生の実習グループがありました。

 私はN先生の実習先をいの一番に希望しました。といってもN先生と直接接するというわけではありません。ただどんな人物か興味があったのです(後にトレーナー実践というトレーナーとは?という授業で出会うことになります…)。

 希望が叶い私の実習先は某大学サッカー部となります。特段、サッカーが好きなわけではなく実習先のボスに興味があった?普通ではないですね(-_-;)

 ただ、よくある自分のやってきた競技をみたい(そもそも実習先に競輪、自転車競技はありませんが)、等の狭い考えだけにはなりたくない、競技を限定するのではなくたくさんのをみれるようにみたいな感覚でありました。

 
 と、思いのままにズラズラと書いてきましたが今回ばかりは面白味に欠ける内容になってしまったかな?と。

 まぁ毎回おもしろくする必要もないか!なんて開き直っちゃったりなんかしちゃったりして…笑

 

 次回、実習先若しくはまた、授業の噺でも書いてみようかなぁ!?

 というわけで~なぜトレーナーを志したのか?~vol.6をお送りします!


 今日も最後まで読んでいただきました皆様、ありがとうございました♪