新潟市勤務の頃に月一の名古屋出張があった、


新潟駅を22時55分発の急行佐渡に乗り、


翌朝5時前に上野駅到着。


山手線経由で東京駅からひかりに乗り、


名古屋駅に8時半頃に着き、


地下鉄に乗り換えて名古屋支店に出社。


一週間名古屋で仕事をして、


また逆戻りで新潟へ帰る。



その時に大変世話になったのが、


急行佐渡5号でした。




椅子に座って6時間、


当時夜行と言えどほぼ満席、


紫煙と朝の匂いが漂う車内は、


決して快適とは呼べず。


それでも寝て耐えた急行佐渡、


今思えばその往復は辛かった。



若いから何とかなったが、


70歳に手が届く今ならば、


到底乗っては居られないだろう。



それでも新潟から岩手の実家に帰る時に、


約12時間掛かってた事を思えば、


半分の時間での乗車は楽だったかも知れない。




出張を終えて辿り着いた新潟駅、


身も心もボロボロ状態でした。


それでも彼女に会えると思うと、

 

急に元気が出たなあ〜。


その彼女が今も私の帰りを待っている、


妻になるとは?。


あの時の名古屋出張の帰途に思った、


想いが結婚を踏み切った一つであろう。