慣れたら練習じゃない
私はトップアスリート達を無条件でリスペクトしている。
それは自分がある時期、スポーツに真剣に取り組み、
本当に結果をだしている人達の凄さを知っているからだ。
人間というのは自分が体験してみないと
本当に結果を出している人の凄さはわからない。
私はハーフマラソンをしたことがあるので、
フルマラソンランナーの凄さがよくわかる。
テレビでマラソン番組を見ていて、
脱落していくランナーに対して
「あいつ根性ないわ!」なんて口が裂けても言えない。
筋力トレーニングをしたことがあるので、
マッスルな人の凄さがよくわかる。
中山きんにくん(芸人アスリート)の凄さがよくわかる。
「筋肉バカ」なんて絶対言えない。
屋久島の縄文杉を見る為に往復10時間山道を歩いた時、
登山家の凄さがよくわかった。
植村直己(登山家)さんの偉大さをおもいしった。
起業して社長になってから、
会社経営者の凄さを実感している。
皆には気づかれないように、色んな悩みに向き合いながら
乗り越えている事に感動する。
私には今、アイデアを形にするという楽しいことだけでなく、
辛い事も、苦しい事も色々な事が毎日おこる。
私はそういった色んな事に向き合っていく事に
自分の成長があると思っている。
毎日の変化に対して向かっていく事。
ハンマー投げという競技をご存知だろうか?
2004年ギリシャ・アテネオリンピック金メダリストの
室伏広治選手があるインタビューに答えていた。
「慣れたら練習じゃない」
人はよく「成長したい」という言葉をつかう。
ただ本当の成長には苦痛はつきものだ。
かならず現状から変化が起こるとき、
心の中は不快感(不快適)を感じるようになっている。
つまり居心地が悪いのである。
私がビジネスの為にプレゼンテーションを勉強した時、
自分の今の実力に直面し情けなくなった。
まさにこれが不快感ゾーンだと思う。
ただそこで逃げたらプレゼンテーション能力の向上はありえない。
留学中にたくさんの留学生と交流できる機会があって、
うまく話せない自分の英語に直面し落ち込んだ。
ただそこで交流する場から逃げていては何もはじまらない。
自分は日本人なんだから英語が話せなくて当たり前!
落ち込む時間があったら、英文を音読した方がいい。
私は不快感ゾーンから逃げないで向き合った時、
自分自身が一番確実に成長できると思っている。
誰も気づかないかもしれないけど
小さな成長は頻繁に起きていて、
いつかそれが目に見える成長となる。
そしてはじめは不快に感じていたものが、
いつのまにか快適になっている。
私は成長をそういうイメージでとらえている。
人生は楽しむ事が大切だけれど、
いまの私には超えたい領域があって、
それに立ち向かう時に苦痛や不快適さを感じる事を知っている。
逆に不快に感じなければ成長はありえない。
そして私は絶対に逃げないと決めている。
よく言われている様に、自分の弱さに直面したときにこそ、
成長できるチャンスだ。
苦痛があるからこそ成長できるんだ。
それを意識的に自分の成長に取り入れ、
苦痛や努力を楽しんでいる領域に達している
金メダリスト室伏広治は凄いとしかいいようがない。
「慣れたら練習じゃない」
皆さんは、自分の今の生活に慣れていませんか?