月組 梅田芸術劇場メインホール公演『G.O.A.T』を配信も含め11回観劇しました。



最初に、映画館でのライブ中継について。

映画館で振るペンライトは、降っているご本人達は全く気づいていないと思いますし画面向こうでも「降って下さい」と仰っているので仕方ないのですが、すっごくすっごく眩しいです。

映画館の椅子は立派で背もたれが高いので胸辺りで振っているペンライトの光が籠もるのです。

私もペンライト持参しましたが、下手で降っている方々の光が上手にいる私までもが眼が痛くなるような眩しさだったんです。なので、これは迷惑になると判断し出しませんでした。お隣の方もペンライト持ってきていて、最初つけたのですが、直ぐに止めてました。心のなかで「だよね〜」と共感しました。


さて、『G.O.A.T』ですが、とてもとても楽しかった〜。

観る前は、コンサートだしドタバタコメディ入ってるだろうしどうかなぁ。と不安だったんです。舞浜公演のようなコンサートなら大歓迎なんですが・・・。

で、幕が開いたら、そんな懸念吹き飛びました。流石、月城かなとさん!

笑わせに行くところはお芝居仕立てにしていて、客席置いてけぼりは皆無。

まあ、私の贔屓目もあるでしょうが、楽しませる、聴かせる、魅せるがたっぷり詰まった極上なコンサートでした。

石田先生の宝塚色に三井聡先生の洗礼されたお洒落な雰囲気が見事に融合しておりました。


私的に嬉しかったのは、海乃美月さんの活躍が想像以上にあったこと。

一緒に退団しますが、やはりトップスターさんの退団サヨナラコンサート。しかも男役2番手も3番手も4番手も揃っている公演なので、娘役は添えものと覚悟していたのです。

なのになのに、娘役だけの場面や月城さんにしっかり寄り添う場面や、MCでは毎回話を振っていただくなど愛がいっぱいの演出だったんです。月城さんも「うみちゃん」「うみちゃん」って、何度も言ってくださり、私の心は嬉しさで号泣でした!

月城かなとさん、ありがとうございます。

改めてうみちゃんがあなたの相手役で良かったと思ったのでした。


うみちゃんは、月城かなとさんの相手役になり、お芝居も歌も一段と上手くなったと思います。そして、毎回毎回好きを更新してくれる公演で、本当に私は幸せものです!!


そして、千秋楽のサプライズ演出。

三井先生自ら説明され、そのために色々な準備を楽団、劇場の方々がしてくださり、わすれられない演出となりました。

月城かなとさんも机バーンの手が固まったまま「何これ?なにこれ?」と。ピンクハートとわかり「センセイモ ミンナノコトアイシテル」って。

そこからのカーテンコールの最後の最後に「追試です」と嬉しい月組大ジャンプ。

階段上にいる下級生を「危ないでしょ」と下に降ろす優しさ。下級生たちもすっごく嬉しそうでした。


月丿塚学園の柊木くんのクイズや黒板くんの風間くんいじり、MCのうみちゃん稽古場の思い出まで日替わりで、何度見ても楽しいし、初めての客席降りであろう下級生たちもいきいきとしていました。

私の自慢(?)は、きよら羽龍ちゃんとハイタッチ(胸のあたりの高さですが)したこと。嬉しかった〜。可愛かった〜。



公演時間100分というのも丁度良かったです。

終演後、トイレへ行くのは必須となりましたが(トイレ近いもんで)、トイレ休憩無しOKのギリギリの時間だし、マチソワしても近くのホテルに泊まっていたので大休憩はお部屋まで帰れたし、ソワレが終わってからゆっくり食事もできる時間で、大変過ごしやすかったです。



感想は②へ続く予定。